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一級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問115

問題

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木工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
   1 .
最下階の床が木造の床組の建築物において、床下をコンクリートで覆わなかったので、ねこ土台を用い、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm2以上の換気孔が設けられていることを確認した。
   2 .
鉄筋コンクリート造の建築物において、建具枠や間仕切壁下地を留め付けるための「木れんが」については、樹種がヒノキで、「木れんが用接着剤」によりコンクリート面に張り付けられていることを確認した。
   3 .
軸組工法による木造の建築物における構造用合板等の面材を併用しない耐力壁において、壁倍率2.0に適合させるために30mm × 90mmの木材を片筋かいとし、その端部がプレートBP-2により緊結されていることを確認した。
   4 .
鉄筋コンクリート造の建築物の内部仕上げの下地を木工事とするに当たり、床組の土台の取付けに使用するアンカーボルトは、位置や埋込み深さが不正確とならないことを重視して、「あと施工アンカー」が適切に使用されていることを確認した。
( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問115 )
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この過去問の解説 (3件)

15
正解は3です。

1:設問通りです
床下空間が生じる場合の喚起措置について、ねこ土台(基礎の天端と土台の間に隙間をとるため挟む材)を使用する場合は外周部の土台の全集にわたって、1mあたり有効面積が75cm²以上の換気口を設けます。

2:設問通りです
木レンガは建具枠や間仕切壁下地を留め付けるほかにも、室内の土足床の仕上げ材等としても使用されます。

3:30mm × 90mmの木材が誤りです。
構造用合板等の面材を併用しない耐力壁において、壁倍率2.0に適合させるためには、45mm×90mmの木材の片筋かいを用います。

4:設問通りです
あと施工アンカーは許容応力度計算が出来ないことより、新築建物はには使用できません。
既存建物に対しては耐震改修促進法の基準のもとあと施工アンカーの使用が認められています。 内部仕上げの木工事については構造計算の対象に当たらないのであと施工アンカーを用いてよいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
1.正しい記述です。

2.正しい記述です。

3.壁倍率2.0に適合させるためには、45mm×90mmの木材を片筋かいとしなければなりません。

4.正しい記述です。

1

この問題は木工事に関する問題です。

木工事については用語と数値が多い為、繰り返し学習して造りをしっかり理解することがポイントとなります。

選択肢1. 最下階の床が木造の床組の建築物において、床下をコンクリートで覆わなかったので、ねこ土台を用い、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm2以上の換気孔が設けられていることを確認した。

正しいです。

最下階の床を木造の床組とする場合、適切な換気量を確保できる換気口を設ける必要があります。

ねこ土台を用いる場合は外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm2以上の換気孔を設けます。

選択肢2. 鉄筋コンクリート造の建築物において、建具枠や間仕切壁下地を留め付けるための「木れんが」については、樹種がヒノキで、「木れんが用接着剤」によりコンクリート面に張り付けられていることを確認した。

正しいです。

木れんがは木れんが用接着剤又はあと施工アンカーにて取り付けます。

選択肢3. 軸組工法による木造の建築物における構造用合板等の面材を併用しない耐力壁において、壁倍率2.0に適合させるために30mm × 90mmの木材を片筋かいとし、その端部がプレートBP-2により緊結されていることを確認した。

誤りです。

軸組工法による木造の建築物における構造用合板等の面材を併用しない耐力壁において、片筋かいで壁倍率2.0に適合させるためには45mm × 90mmの木材を使用し、端部を筋かいプレートBP−2で柱と横架材に緊結させます。

選択肢4. 鉄筋コンクリート造の建築物の内部仕上げの下地を木工事とするに当たり、床組の土台の取付けに使用するアンカーボルトは、位置や埋込み深さが不正確とならないことを重視して、「あと施工アンカー」が適切に使用されていることを確認した。

正しいです。

木造以外の造りによる建築物の内部仕上げを木下地とする場合、土台等に使用するアンカーボルトは先埋込みが望ましいですが、あと施工アンカーの使用も可能です。

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