一級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科5(施工) 問116

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

1:設問通りです
下地形状について、
入隅はアスファルト防水の場合は通りよく三角の面取りとし、それ以外の防水層では通りよく直角とします。
出隅は通りよく45度の面取りとします。

2:30~60分程度の経過後が誤りです。
ルーフィング類の貼り付けは、原則としてアスファルトプライマー塗布後十分に乾燥させるために翌日のに行います。

3:設問通りです
塗膜防水とした場合、防水層の塗膜防水材はウレタンゴム系やゴムアスファルト系とします。

4:設問通りです
屋上緑化工事における耐根層は、保護コンクリート上部または防水層直上部に設置します。

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02

この問題は防水工事に関する問題です。

防水工事の種類と特徴をそれぞれ理解することがポイントとなります。

選択肢1. 合成高分子系シート防水工事において、防水層の下地の入隅については直角とし、出隅については45度の面取りとした。

正しいです。

防水工事の防水下地の入隅部において、アスファルト防水層の場合は通りよく三角形の面取りとし、それ以外の防水層の場合は通りよく直角とします。

出隅はアスファルト防水層とそれ以外の防水層共に通りよく45°の面取りとします。

選択肢2. アスファルト防水工事において、アスファルトプライマーを刷毛(はけ)でむらなく均一となるよう塗布し、30~60分程度の経過後、一層目のアスファルトルーフィングを張り付けた。

誤りです。

アスファルト防水工事においては、アスファルトプライマーを塗布した翌日にルーフィング類の張付けを行うことを原則とし、アスファルトプライマーを十分に乾燥させることが望ましいです。

選択肢3. 共同住宅において、現場打ち鉄筋コンクリートのバルコニーを塗膜防水としたので、防水層の塗膜防水材をウレタンゴム系とし、その仕上げを軽歩行用仕上塗料とした。

正しいです。

現場打ち鉄筋コンクリートの屋根・ひさし・バルコニーなどへ、ウレタンゴム系塗膜防水を採用する場合、仕上げには軽歩行用仕上塗料を使用します。

選択肢4. 屋上緑化システム工事において、防水層に植物の根が直接触れないようにするために、耐根層を防水層直上部に設けた。

正しいです。

屋上緑化システムの耐根層は保護コンクリート上部又は防水層直上部とし、防水層に植物の根が直接触れないように配慮する必要があります。

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03

1.正しい記述です。

2.アスファルトルーフィングの張付けは、アスファルトプライマーを塗布した翌日とし、十分乾燥させることが原則です。

3.正しい記述です。

4.正しい記述です。

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