一級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科5(施工) 問124
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問題
一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問124 (訂正依頼・報告はこちら)
建築工事に関する用語・試験機器とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- 腹起し ―――――――― 山留め壁に作用する側圧を切ばり又は地盤アンカーに伝えるための水平部材
- スランプフロー ―――― スランプコーンを引き上げた後の試料の広がりを直径で表したフレッシュコンクリートの流動性を示す指標
- エンドタブ ―――――― 鋼材の溶接において、アークの始端部や終端部が欠陥となりやすいため、溶接ビードの始点と終点に取り付ける補助板
- タッピングマシン ――― 子供の飛び跳ねや走り回り等の比較的重く柔らかい衝撃が加わったときの床衝撃音の遮断性能を調査するための床衝撃音発生器
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この過去問の解説 (3件)
01
1:設問通りです
山留支保工において、山留にかかる土圧を切ばり(山留壁を突張る部材)に伝えます。
2:設問通りです
スランプフローは、スランプ試験時にコンクリートが広がった後の円形における直径の事です。スランプは、試験時のスランプコーンを引き上げた後のコンクリートの下がりを計測したものです。
3:設問通りです
溶接の欠損は始端と終端に出やすいので、両端に継手とほぼ同じ形状で母材と同厚のエンドタブを用意しします。
4:設問はバングマシンの説明となっているので誤りです。
タッピングマシンとは、女性のハイヒール歩行程度の衝撃が加わったときの床衝撃音の遮断性能を調査するための床衝撃音発生器です。
重量床衝撃音にはバングマシン、軽量床衝撃音にはタッピングマシンを使用します。
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02
この問題は建築工事の用語に関する問題です。
用語の意味をしっかり理解できるように復習してきましょう。
正しい組合せです。
腹起しとは、山留め壁に作用する土圧を切ばり等に伝達させるための水平部材です。
正しい組合せです。
スランプフローとは、フレッシュコンクリートの流動性を示す指標であり、スランプコーンを引き上げた後の試料の広がりで確認します。
正しい組合せです。
エンドタブとは、溶接ビードの始点と終点に取り付ける補助板のことです。アークの欠陥を防止するために取り付けます。
誤った組合せです。
タッピングマシンとは、比較的軽量で硬い衝撃が床に加わった時の床衝撃音遮断性能を測定する際に使用する装置のことです。
設問はバングマシンの説明です。
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03
2.正しい記述です。
3.正しい記述です。
4.記述は重量床衝撃音の説明であり、タッピングマシンは軽量床衝撃音の加振源装置です。
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