問題
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木造軸組工法による地上 2 階建ての既存建築物の耐震性を向上させる方法として、一般に、最も効果の低いものは、次のうちどれか。
1 .
既存の布基礎が無筋コンクリート造であったので、布基礎の外部側面に接着系のあと施工アンカーによる差し筋を行い、新たに鉄筋コンクリート造の基礎を増し打ちした。
2 .
基礎に不同沈下がみられたので、1 階の床組に火打ち材を入れ、1 階の床組の水平剛性を高めた。
3 .
1 階と 2 階の耐力壁の位置がずれて設置されていたので、2 階の床組の下地の構造用合板を梁及び桁に直張りして、2 階の床組の水平剛性を高めた。
4 .
屋根葺き材が日本瓦であったので、住宅屋根用化粧スレートに葺き替えて、屋根を軽量化した。
( 一級建築士試験 令和2年(2020年) 学科4(構造) 問80 )