問題
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鉄骨構造において使用する高力ボルトに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
山形鋼を用いた筋かいを、材軸方向に配置された一列の高力ボルトによりガセットプレートに接合する場合、筋かい材の有効断面積は、一般に、高力ボルトの本数が多くなるほど大きくなる。
2 .
高力ボルト摩擦接合部において、一般に、すべり耐力以下の繰り返し応力であれば、ボルト張力の低下や摩擦面の状態の変化を考慮する必要はない。
3 .
高力ボルト摩擦接合は、すべりが生じるまでは、高力ボルトにせん断力は生じない。
4 .
高力ボルト摩擦接合のすべりに対する許容耐力の算定において、二面摩擦接合のすべり係数は、一面摩擦接合の 2 倍となる。
( 一級建築士試験 令和2年(2020年) 学科4(構造) 問86 )