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一級建築士の過去問 令和4年(2022年) 学科3(法規) 問1

問題

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図のような建築物における延べ面積、建築物の高さ又は階数の算定に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
ただし、図及び【建築物の条件】に記載されていないことについては考慮しないものとする。

【建築物の条件】
 ・建築面積:600m2
 ・昇降機塔の屋上部分の水平投影面積:30m2
 ・最下階の防災センター(中央管理室)の水平投影面積:75m2
 ・エレベーターの昇降路の各階の床面積の合計:40m2
問題文の画像
   1 .
容積率の算定の基礎となる延べ面積は、2,435m2である。
   2 .
避雷設備の設置の必要性を検討するに当たっての建築物の高さは、15mである。
   3 .
地階を除く階数は、3である。
   4 .
階数は、5である。
( 一級建築士試験 令和4年(2022年) 学科3(法規) 問1 )
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この過去問の解説 (1件)

14

この問題は、建築物における延べ面積、高さ、階数を、図から計算によって求める問題です。

令第1条第二号、第2条第1項第四号、第六号、第八号の内容をしっかり理解しましょう。

選択肢1. 容積率の算定の基礎となる延べ面積は、2,435m2である。

誤りです。

令第2条第1項第四号により、「延べ面積」とは、建築物の各階の床面積合計よります。ただし、法第52条第6項により、昇降機の昇降路の床面積は算入しません。

よって、当該建築物の延べ面積は、(30㎡ + 600㎡ × 4 + 75㎡) – 40㎡ = 2465㎡ となります。

選択肢2. 避雷設備の設置の必要性を検討するに当たっての建築物の高さは、15mである。

正しいです。

令第2条第1項第六号、第2項、により、「建築物の高さ」とは、地盤面からの高さとなり、「地盤面」とは、建築物が周囲の地面と接する位置の平均の高さにおける水平面です。

よって、1.5m + 3.0m × 3 + 1.5m + 3.0m = 15.0m となります。

選択肢3. 地階を除く階数は、3である。

正しいです。

令第2条第1項第八号により、昇降機塔の部分で水平投影面積の合計が建築面積の1/8以下の場合、階数に算入しません。また、令第1条第二号により、「地階」とは、床面から地盤面までの高さが、その階の天井の高さの1/3以上のものとなります。

よって、当該建築物には地階が2層あり、昇降機塔は階数に算入しないので、地階を除く階数は3となります。

選択肢4. 階数は、5である。

正しいです。

令第2条第2項第八号により、地階の倉庫、機械室等の部分で水平投影面積の合計が、建築面積の1/8以下の場合、階数に算入しません。

当該建築物の地階は、事務所と防災センターとなるので、階数に算入します。よって、当該建築物の階数は5となります。

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