一級建築士の過去問
令和4年（2022年）
学科3（法規） 問25

誤りです。

消防法第17条の2の5第1項、第2項第四号、消防法施行令第34条の4、別表第1(8)により、図書館は「特定防火対象物」に該当しません。

正しいです。

消防法施行令第12条第1項第五号、別表第1(14)により、高さが10mを超え、かつ、延べ面積が700㎡以上のラック式倉庫には、スプリンクラー設備を設置しなければなりません。

正しいです。

消防法施行令第28条第1項第三号、別表第1(13)により、地階に設ける駐車場で、床面積が1,000㎡以上のものについては、排煙設備を設置しなければなりません。

正しいです。

消防法施行令第29条第1項第二号、別表第1(5)により、地階を除く階数が5以上のホテルで、延べ面積が6,000㎡以上のものについては、連結送水管を設置しなければなりません。

誤りです。

図書館は消防法令別表第1（８）項に該当する防火対象物であり、

消防法17条の消防法17条の2の5第2項第四号、消防法（令）34条の4第2項より、

図書館は、適用が除外されない特定防火対象物に該当しません。

消防法（令）12条五号より、高さが10mを超え、尚且つ延べ面積が700㎡以上のラック式倉庫には、スプリンクラーの設置が必要となります。

消防法（令）28条三号より、消防法令別表１（13）に該当する地階の駐車場で1000㎡以上の場合は排煙設備を設置しなければなりません。

消防法（令）29条二号より、消防法令別表第1記載の建築物で、地階を除く5階以上、6000㎡以上の建築物には、連結送水管を設置しなければなりません。

誤りです。

特定防火対象物は、消防用設備等の技術上の基準に関する政令等の施行又は適用の際、現に存する「百貨店、旅館、病院、地下街、複合用途防火対象物」、「その他多数の者が出入するものとして政令で定めるもの」ですが、図書館は該当しません。

正しいです。

倉庫のうち、天井の高さが10mを超え、かつ、延べ面積が700m²以上のラック式倉庫については、原則として、スプリンクラー設備を設置しなければなりません。

正しいです。

駐車場は、同令別表第1（13）項イに該当し、地階又は無窓階で、床面積が1,000m²以上のものは、原則として、排煙設備を設置しなければなりません。

正しいです。

地階を除く階数が5以上の別表第1の建築物で、延べ面積が6,000m²以上のものは、連結送水管を設置しなければなりません。なお、設問のホテルは、同令別表第1（5）項イに該当いたします。