一級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科2(環境・設備) 問6

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問題

一級建築士試験 令和5年(2023年) 学科2(環境・設備) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、北緯35度の地点における太陽位置図である。この地点における太陽の位置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
問題文の画像
  • 春分の日において、時刻(真太陽時)15時における太陽高度は、約35°である。
  • 夏至の日において、太陽が真東にくる時刻(真太陽時)は、7時頃である。
  • 秋分の日において、太陽高度が約45°となるのは、太陽が概ね南東又は南西にくるときである。
  • 冬至の日において、日没時の太陽方位角は、約60°である。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題は太陽光位置図に関する問題です。

太陽位置図の見方をしっかり覚えましょう。

選択肢1. 春分の日において、時刻(真太陽時)15時における太陽高度は、約35°である。

正しいです。

春分の日(3月20日)と15時の線の交わる点からその太陽高度を求めます。

(→ 約35°)

選択肢2. 夏至の日において、太陽が真東にくる時刻(真太陽時)は、7時頃である。

誤りです。

夏至の日(6月21日)と太陽の方角が東となる線の交わる点からその時刻を求めます。

(→ 8時30分頃)

選択肢3. 秋分の日において、太陽高度が約45°となるのは、太陽が概ね南東又は南西にくるときである。

正しいです。

秋分の日(9月23日)と太陽高度が約45°の線の交わる点からその太陽の方角を求めます。

(→ 南東又は南西)

選択肢4. 冬至の日において、日没時の太陽方位角は、約60°である。

正しいです。

冬至の日(12月21日)と日没時(17時40分頃)の線の交わる点からその太陽方位角を求めます。

(→ 約60°)

参考になった数15

02

太陽光位置図に関する問題です。

選択肢1. 春分の日において、時刻(真太陽時)15時における太陽高度は、約35°である。

正しいです。

春分の日(3月21日)と15時の線の交わる点より

太陽高度は約35°となります。

選択肢2. 夏至の日において、太陽が真東にくる時刻(真太陽時)は、7時頃である。

誤りです。

夏至の日(6月21日)と太陽の方角が東となる線の交わる点より

8時30分頃となります。

選択肢3. 秋分の日において、太陽高度が約45°となるのは、太陽が概ね南東又は南西にくるときである。

正しいです。

秋分の日(9月23日)と太陽高度が約45°の線の交わる点より

太陽の方角は南東又は南西となります。

選択肢4. 冬至の日において、日没時の太陽方位角は、約60°である。

正しいです。

冬至の日(12月21日)と日没時(17時40分頃)の線の交わる点より

太陽方位角は約60°となります。

まとめ

太陽位置図の見方について学習しましょう。

参考になった数2

03

太陽位置図には太陽高度、太陽方位角、日付、時刻の4要素が書き込まれています。

選択肢1. 春分の日において、時刻(真太陽時)15時における太陽高度は、約35°である。

正解です。春分の日(3月21日)の軌道線は、各軌道線の中間に位置し、15時の時円との交点は、太陽高度が約35°になります。

選択肢2. 夏至の日において、太陽が真東にくる時刻(真太陽時)は、7時頃である。

誤りです。夏至の日(6月21日)の軌道線は、最も北に位置し、真東の太陽方位角との交点は、時刻が8時30分頃になります。

選択肢3. 秋分の日において、太陽高度が約45°となるのは、太陽が概ね南東又は南西にくるときである。

正解です。秋分の日(9月23日)の軌道線は、それぞれの軌道線の中間に位置しています。その点は、太陽方位が約-45°と+45°であり、概ね南東、南西にくるときです。

選択肢4. 冬至の日において、日没時の太陽方位角は、約60°である。

正解です。冬至の日(12月22日)の軌道線は、最も南に位置しており、西へと日没する点の太陽方位角は約60°です。

参考になった数2