問題
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鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
建築構造用圧延鋼材(SN材)B種及びC種は、降伏比だけでなく降伏点のレンジ(上限値から下限値までの幅)が規定されており、これらの鋼材を用いることにより、設計するうえで想定した降伏メカニズムを実現する確度を高めることができる。
2 .
建築構造用ステンレス鋼材SUS304Aは、降伏点が明確ではないので、0.1%オフセット耐力をもとに基準強度が定められている。
3 .
同じ鋼塊から圧延された鋼材の降伏点は、一般に、「板厚の薄いもの」に比べて「板厚の厚いもの」のほうが高くなる。
4 .
降伏点325N/mm2、引張強さ490N/mm2である鋼材の降伏比は、66%である。
( 一級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(構造) 問29 )