一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問13 (学科1(計画) 問13)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問13(学科1(計画) 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

住宅地・集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 防災集団移転促進事業は、災害が発生した地域又は建築基準法に基づく災害危険区域のうち、住民の居住に適当でないと認められる区域内にある住居の集団的移転を促進することを目的としたものである。
  • ボンエルフ方式は、住宅地内の道路の計画において、シケインを用いて車の通行部分を蛇行させるなど、スピードを落とさせることにより、歩車共存を図ることを目的としたものである。
  • コレクティブハウスは、自ら居住する住宅を建設しようとする者が集まって結成した組合によって、事業計画の策定、建築物の設計、工事発注から住宅の管理・運営までを行うものである。
  • デュアルリビングは、住宅内に接客用のリビング(フォーマルリビング)と家族用のリビング(ファミリーリビング)のような、異なる機能をもつ2つのリビングを設けるものである。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は住宅地・集合住宅の計画に関する問題です。

選択肢1. 防災集団移転促進事業は、災害が発生した地域又は建築基準法に基づく災害危険区域のうち、住民の居住に適当でないと認められる区域内にある住居の集団的移転を促進することを目的としたものである。

正しいです。

防災集団移転促進事業は災害が発生した地域や災害のおそれのある地域において住居に適当でないと認められる区域内にある住居の集団的移転の促進を目的としたものです。

 

選択肢2. ボンエルフ方式は、住宅地内の道路の計画において、シケインを用いて車の通行部分を蛇行させるなど、スピードを落とさせることにより、歩車共存を図ることを目的としたものである。

正しいです。

ボンエルフ方式とは人と自動車が共存できるような道路形態のことです。

シケインとは車の通行する道路を蛇行させるなどスピードを落とさせることです。

選択肢3. コレクティブハウスは、自ら居住する住宅を建設しようとする者が集まって結成した組合によって、事業計画の策定、建築物の設計、工事発注から住宅の管理・運営までを行うものである。

誤りです。

この問題文はコーポラティブ(組合の)ハウスについての説明です。

コレクティブ(集合した)ハウスとは個別の住居と共同スペースをもつ集合住宅です。

選択肢4. デュアルリビングは、住宅内に接客用のリビング(フォーマルリビング)と家族用のリビング(ファミリーリビング)のような、異なる機能をもつ2つのリビングを設けるものである。

正しいです。

デュアルリビングは住宅内に異なる機能を持った2つのリビングを設けるものです。

 

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