一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問14 (学科1(計画) 問14)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問14(学科1(計画) 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

商業建築物等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 大規模店舗において、避難時に利用する階段室への出入口の有効幅員は、流動係数を考慮して、階段の有効幅員よりも狭くした。
  • 大規模店舗において、同じ道路に面した駐車場の入口と出口とを、10m離して設けたうえで、左折入庫・左折出庫となるようにした。
  • 劇場において、車椅子使用者用客席は、劇場の舞台の先端から車椅子使用者の眼高までのサイトラインの確保を基本とし、異なる階・異なる水平位置に分散して配置した。
  • 事務所ビルにおいて、2階建てのエレベーター籠によって奇数階と偶数階と同時に乗客の輸送が可能なコンベンショナルゾーニング方式を採用し、建築面積に占めるエレベーターの割合を減らした。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は商業建築物等の計画に関する問題です。

選択肢1. 大規模店舗において、避難時に利用する階段室への出入口の有効幅員は、流動係数を考慮して、階段の有効幅員よりも狭くした。

正しいです。

避難時に利用する階段室への出入口の有効幅員は階段の有効幅員よりも狭くします。

選択肢2. 大規模店舗において、同じ道路に面した駐車場の入口と出口とを、10m離して設けたうえで、左折入庫・左折出庫となるようにした。

正しいです。

大規模な駐車場では同じ道路に面した駐車場の入り口と出口は10m以上離します。

選択肢3. 劇場において、車椅子使用者用客席は、劇場の舞台の先端から車椅子使用者の眼高までのサイトラインの確保を基本とし、異なる階・異なる水平位置に分散して配置した。

正しいです。

車いす使用者用客室について、車いす使用者の目の高さまでのサイトラインを確保し、異なる会・異なる水平位置に分散して配置します。

選択肢4. 事務所ビルにおいて、2階建てのエレベーター籠によって奇数階と偶数階と同時に乗客の輸送が可能なコンベンショナルゾーニング方式を採用し、建築面積に占めるエレベーターの割合を減らした。

誤りです。

コンベンショナルゾーニング方式とは複数のエレベーターをグループ化して配置する方式です。

建築物やフロアの用途で分けられ、ひとつのゾーンのフロア数は10階前後とし配置します。

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