一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問31 (学科2(環境・設備) 問11)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問31(学科2(環境・設備) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような空気調和設備の方式A及びBに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、空調機、外調機及びターミナル空調機には、それぞれ、冷温水コイルは1つのみ設置されている。
問題文の画像
  • 方式A、方式Bともに、負荷に応じて風量を調整することができ、搬送動力の低減が可能である。
  • 方式A、方式Bともに、低負荷時に導入外気量が不足することがある。
  • 方式Aでは、室内湿度の微調整が難しいが、方式Bは、室内湿度の微調整が可能である。
  • 方式Aでは、外気冷房はできないが、方式Bは、外気冷房が可能である。

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この過去問の解説 (2件)

01

このようなイラストの問題では共通点と異なる点がどこなのかを見つけましょう。

 

ダクトで給気をしているため単一ダクト方式。

選択肢1. 方式A、方式Bともに、負荷に応じて風量を調整することができ、搬送動力の低減が可能である。

正しいです。

 

負荷に応じて風量を調整して、搬送動力の低減が可能です。

 

選択肢2. 方式A、方式Bともに、低負荷時に導入外気量が不足することがある。

正しいです。

 

低負荷時に送風量が減少して、導入外気量が不足することがあります。

選択肢3. 方式Aでは、室内湿度の微調整が難しいが、方式Bは、室内湿度の微調整が可能である。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

選択肢4. 方式Aでは、外気冷房はできないが、方式Bは、外気冷房が可能である。

誤りです。

 

外気冷房は冬季等に冷房が必要な時に外気を導入する方法です。

 

方式AもBも可能です。

参考になった数3

02

この問題は空気調和設備に関する問題です。

選択肢1. 方式A、方式Bともに、負荷に応じて風量を調整することができ、搬送動力の低減が可能である。

正しいです。

方式A、Bともに各ゾーンに変風量装置がついていますので風量の調整が可能で、搬送動力の低減が可能です。

選択肢2. 方式A、方式Bともに、低負荷時に導入外気量が不足することがある。

正しいです。

方式A、Bともに低負荷時に導入外気量が不足することがあります。

選択肢3. 方式Aでは、室内湿度の微調整が難しいが、方式Bは、室内湿度の微調整が可能である。

正しいです。

方式Bでは外調機によって湿度の調整が可能です。

選択肢4. 方式Aでは、外気冷房はできないが、方式Bは、外気冷房が可能である。

誤りです。

図にはOA:外気ダクトと書かれています。

方式Aにおいては各ゾーンの空調機に直接外気を取り込んでいます。

方式Bにおいては外調機に外気を取り込み、各ゾーンに送り込まれています。

どちらも外気を取り込むことができ外気冷房が可能です。

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