一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問35 (学科2(環境・設備) 問15)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問35(学科2(環境・設備) 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

排水設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 排水再利用水の原水に、手洗い・洗面器及び給湯室からの排水のほか、厨房からの排水も利用した。
  • 排水槽において、排水の滞留及び汚泥ができるだけ生じないように底部に吸込みピットを設け、底部の勾配を1/5以上とした。
  • 排水槽において、定期的に清掃及び保守点検を行うため、有効内径60cmの防臭密閉型マンホールを2か所設けた。
  • 雨水を便器洗浄水等で再利用した排水が下水道料金の対象となる地域において、雨水使用量を計測する量水器を設置した。

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この過去問の解説 (2件)

01

排水設備も頻出です。

 

過去問をしっかり解きましょう。

選択肢1. 排水再利用水の原水に、手洗い・洗面器及び給湯室からの排水のほか、厨房からの排水も利用した。

正しいです。

 

排水再利用水の原水は排水には使用できます。

選択肢2. 排水槽において、排水の滞留及び汚泥ができるだけ生じないように底部に吸込みピットを設け、底部の勾配を1/5以上とした。

誤りです。

 

1/15以上1/10以下の勾配は頻出です。

 

必ず解けるようにしましょう。

選択肢3. 排水槽において、定期的に清掃及び保守点検を行うため、有効内径60cmの防臭密閉型マンホールを2か所設けた。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

 

選択肢4. 雨水を便器洗浄水等で再利用した排水が下水道料金の対象となる地域において、雨水使用量を計測する量水器を設置した。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

参考になった数2

02

この問題は排水設備等に関する問題です。

選択肢1. 排水再利用水の原水に、手洗い・洗面器及び給湯室からの排水のほか、厨房からの排水も利用した。

正しいです。

排水再利用とは手洗い・洗面器からの排水や雑排水などを浄化処理し、トイレ洗浄水などの雑用水として再利用することです。

厨房からの排水も浄化処理し排水再利用水として利用できます。

選択肢2. 排水槽において、排水の滞留及び汚泥ができるだけ生じないように底部に吸込みピットを設け、底部の勾配を1/5以上とした。

誤りです。

排水槽において、排水の滞留が生じないよう底部に吸込みピットを設けます。

底部の勾配は1/15以上1/10以下の勾配となるようにします。

選択肢3. 排水槽において、定期的に清掃及び保守点検を行うため、有効内径60cmの防臭密閉型マンホールを2か所設けた。

正しいです。

排水槽において、内径60㎝以上の保守点検マンホールを2カ所以上設けます。

選択肢4. 雨水を便器洗浄水等で再利用した排水が下水道料金の対象となる地域において、雨水使用量を計測する量水器を設置した。

正しいです。

雨水を便器洗浄水等で再利用した排水が下水道料金の対象となる地域においては、雨水使用量を計測する量水器を設置します。

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