一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問36 (学科2(環境・設備) 問16)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問36(学科2(環境・設備) 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 特別高圧受電となる超高層ビルにおいて、電力供給の信頼度を高めたい場合には、一般に、2回線受電方式やスポットネットワーク方式を採用する。
  • 大規模な商業施設において、非常用の照明装置の予備電源には、経済性や保守性に配慮する場合、一般に、電源別置型を採用する。
  • 中小規模の事務所ビルにおいて、照明・コンセント用幹線の配電方式には、一般に、単相3線式100V/200Vを採用する。
  • 低圧受電となる戸建て住宅において、接地端子付きのコンセントの接地工事には、一般に、A種接地工事を採用する。

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この過去問の解説 (2件)

01

電気設備の問題も専門性が高いですが、過去問をしっかり解き、覚えましょう。

選択肢1. 特別高圧受電となる超高層ビルにおいて、電力供給の信頼度を高めたい場合には、一般に、2回線受電方式やスポットネットワーク方式を採用する。

正しいです。

 

電力供給の信頼度を高めたい場合には、2回線受電方式、ループ受電方式、スポットネットワーク受電方式などを採用します。

選択肢2. 大規模な商業施設において、非常用の照明装置の予備電源には、経済性や保守性に配慮する場合、一般に、電源別置型を採用する。

正しいです。

 

経済性や保守性に配慮する場合は、電源内蔵型でなく、電源別置型を採用します。

選択肢3. 中小規模の事務所ビルにおいて、照明・コンセント用幹線の配電方式には、一般に、単相3線式100V/200Vを採用する。

正しいです。

 

概ね単相3線式100V/200Vを採用すると覚えましょう。

選択肢4. 低圧受電となる戸建て住宅において、接地端子付きのコンセントの接地工事には、一般に、A種接地工事を採用する。

誤りです。

 

D種接地工事を採用します。

 

接地端子付きは200VでD種は300V以下です。

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02

この問題は電気設備に関する問題です。

選択肢1. 特別高圧受電となる超高層ビルにおいて、電力供給の信頼度を高めたい場合には、一般に、2回線受電方式やスポットネットワーク方式を採用する。

正しいです。

電力供給の信頼度を高めるためには、本線と予備線を用いることで停電時間を短縮できる「回線受電方式」や、複数回線から電力供給ができる「スポットネットワーク受電」を採用すると良いです。

選択肢2. 大規模な商業施設において、非常用の照明装置の予備電源には、経済性や保守性に配慮する場合、一般に、電源別置型を採用する。

正しいです。

電源別置型とは蓄電池や制御装置などが器具とは別に設置されるタイプの非常用照明装置です。

選択肢3. 中小規模の事務所ビルにおいて、照明・コンセント用幹線の配電方式には、一般に、単相3線式100V/200Vを採用する。

正しいです。

照明・コンセント用幹線の配電方式には、一般に、単相3線式100V/200Vを採用します。

選択肢4. 低圧受電となる戸建て住宅において、接地端子付きのコンセントの接地工事には、一般に、A種接地工事を採用する。

誤りです。

戸建て住宅においてはD種接地工事を採用します。

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