一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問56 (学科3(法規) 問16)
問題文
図のような敷地において、建築基準法上、新築することができる建築物の容積率の算定の基礎となる延べ面積の最大のものは、次のうちどれか。ただし、図に記載されているものを除き、地域、地区等及び特定行政庁の指定、許可等は考慮しないものとする。

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問題
一級建築士試験 令和6年(2024年) 問56(学科3(法規) 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
図のような敷地において、建築基準法上、新築することができる建築物の容積率の算定の基礎となる延べ面積の最大のものは、次のうちどれか。ただし、図に記載されているものを除き、地域、地区等及び特定行政庁の指定、許可等は考慮しないものとする。

- 640m2
- 720m2
- 800m2
- 810m2
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この過去問の解説 (2件)
01
容積率や建蔽率関係の問題は点数の稼ぎ場所です。
落ち着いて正答選択肢を選べるようにしましょう。
解き方
南側が2項道路ですが、川に面しているため、川と道路の境界線から4m敷地側にいったところが敷地境界線となります。
敷地面積は、10m×8m=80m^2
前面道路はどちらも8mなので、商業地域は8×6/10=48/10
指定容積率は50/10
小さいほうの48/10を採用。
準住居地域は8×4/10=32/10
指定容積率は40/10
小さいほうの32/10を採用。
それぞれに面積をかけると、80×48/10+80×32/10=640m^2
正しいです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
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02
この問題は建築物の容積率の算定に関する問題です。
容積率の算定は〈都市計画法で定められた容積率〉と〈道路幅員より求める容積率〉を比べ厳しい方(数が小さい方)を採用します。
それぞれの用途地域ごとに算定して、合わせた数が延べ面積の最大のものになります。
この問題では2mの道路に接しているためセットバックが必要になります。(道路反対側に川があるため道路と敷地の境界から2m敷地側に後退)
それぞれ容積率の算定において敷地面積は商業地域、準住居地域ともに10m×8m(10m-2m)=80㎡になります。
正しいです。
〈道路幅員より求める容積率〉
道路は大きい方の幅員を採用します。
商業系地域は道路幅員×6/10、住居系地域は道路幅員×4/10により求めます。
商業地域 8×6/10=48/10 → 80㎡×48/10=384㎡
準住居地域 8×4/10=32/10 → 80㎡×32/10=256㎡
384+256=640㎡となりこちらが正しい選択肢となります。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
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