一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問106 (学科5(施工) 問6)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問106(学科5(施工) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 山留め壁に使用したソイルセメント壁の応力材を利用し、地下外壁・床版を一体化した合成壁とすることで、地下外壁の薄壁化を行った。
  • 佂場による排水において、周辺の湧水を確実に集水するため、佂場が掘削底面の最も浅い場所に設置されるよう、掘削の進行に合わせて設置位置を変えた。
  • 鋼矢板壁は、鋼矢板を相互にかみ合わせながら施工し、連続した山留め壁を構築できるので、比較的遮水性が高い工法であり、地下水位の高い地盤や軟弱地盤に用いた。
  • 砂質土を用いた埋戻しにおける締固めには、振動ローラーを使用した。

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この過去問の解説 (1件)

01

土工事、山留め工事は工事種類が限られています。

 

過去問をよく解き覚えましょう。

選択肢1. 山留め壁に使用したソイルセメント壁の応力材を利用し、地下外壁・床版を一体化した合成壁とすることで、地下外壁の薄壁化を行った。

正しいです。

 

ソイルセメント壁の応力材を利用することで、地下外壁、床版を一体化した合成壁になるので、地下空間の有効利用にも繋がります。

選択肢2. 佂場による排水において、周辺の湧水を確実に集水するため、佂場が掘削底面の最も浅い場所に設置されるよう、掘削の進行に合わせて設置位置を変えた。

誤りです。

 

湧き水を確実に集水するためには、最も深い場所に設置する必要があります。

選択肢3. 鋼矢板壁は、鋼矢板を相互にかみ合わせながら施工し、連続した山留め壁を構築できるので、比較的遮水性が高い工法であり、地下水位の高い地盤や軟弱地盤に用いた。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

選択肢4. 砂質土を用いた埋戻しにおける締固めには、振動ローラーを使用した。

正しいです。

 

砂質土の締固めは振動ローラーで問題ありません。

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