一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問109 (学科5(施工) 問9)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問109(学科5(施工) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • コンクリート打放し仕上げ以外に用いるせき板は、特記がなかったので、「合板の日本農林規格」第5条「コンクリート型枠用合板の規格」による、表面がB、かつ、裏面がCの品質のものとし、厚さを12mmとした。
  • 計画供用期間の級が「標準」の柱のせき板の存置期間をコンクリートの材齢で決定する施工計画において、存置期間中の平均気温が25℃と予想されたので、高炉セメントB種を用いたコンクリートについては、せき板の存置期間を4日とした。
  • 型枠設計用のコンクリートの側圧は、側圧を求める位置から上のコンクリートの打込み高さに、フレッシュコンクリートの単位体積重量を乗じた値とした。
  • 普通コンクリートを用いた建築物の型枠の構造計算において、型枠に作用する鉛直荷重のうち固定荷重は、鉄筋を含んだ普通コンクリートの単位容積重量に部材厚さを乗じた値に、型枠重量を加えた値とした。

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この過去問の解説 (1件)

01

型枠工事は頻出問題です。

 

日数の問題等解けるように過去問をよく解き覚えましょう。

選択肢1. コンクリート打放し仕上げ以外に用いるせき板は、特記がなかったので、「合板の日本農林規格」第5条「コンクリート型枠用合板の規格」による、表面がB、かつ、裏面がCの品質のものとし、厚さを12mmとした。

正しいです。

 

厚さは12mmです。

選択肢2. 計画供用期間の級が「標準」の柱のせき板の存置期間をコンクリートの材齢で決定する施工計画において、存置期間中の平均気温が25℃と予想されたので、高炉セメントB種を用いたコンクリートについては、せき板の存置期間を4日とした。

誤りです。

 

標準の柱の存置期間は20℃以上では5日以上です。

選択肢3. 型枠設計用のコンクリートの側圧は、側圧を求める位置から上のコンクリートの打込み高さに、フレッシュコンクリートの単位体積重量を乗じた値とした。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

選択肢4. 普通コンクリートを用いた建築物の型枠の構造計算において、型枠に作用する鉛直荷重のうち固定荷重は、鉄筋を含んだ普通コンクリートの単位容積重量に部材厚さを乗じた値に、型枠重量を加えた値とした。

正しいです。

 

型枠の構造計算の固定荷重は鉄筋を含んだ普通コンクリートと型枠重量を加えた値です。

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