一級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問110 (学科5(施工) 問10)

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問題

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問110(学科5(施工) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリート工事における品質管理及び検査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • レディーミクストコンクリートの受入れ時の検査において、空気量及びスランプが許容差を超えたので、高性能AE減水剤の添加量を変更するとともに、水セメント比を変えて調合の調整を行った。
  • 構造体コンクリート強度の判定において、標準養生した供試体の材齢28日の圧縮強度試験の1回の試験の結果が、調合管理強度以上であったので、合格とした。
  • 普通ポルトランドセメントを用いたマスコンクリートの調合管理強度を定めるに当たって、特記がなく、コンクリートの打込みから材齢28日までの期間の予想平均養生温度が25℃を超えると予想されたので、構造体強度補正値を6N/mm2とした。
  • 構造体コンクリートの各部材の位置について、設計図書に示された位置との差が±20mm以内であることを確認した。

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この過去問の解説 (1件)

01

コンクリート工事は構造にも関係する単元です。

 

過去問をよく解き覚えましょう。

選択肢1. レディーミクストコンクリートの受入れ時の検査において、空気量及びスランプが許容差を超えたので、高性能AE減水剤の添加量を変更するとともに、水セメント比を変えて調合の調整を行った。

誤りです。

 

許容差を超えたときは水セメント比を変えない方法で調整する必要があります。

選択肢2. 構造体コンクリート強度の判定において、標準養生した供試体の材齢28日の圧縮強度試験の1回の試験の結果が、調合管理強度以上であったので、合格とした。

正しいです。

 

その通り覚えましょう。

選択肢3. 普通ポルトランドセメントを用いたマスコンクリートの調合管理強度を定めるに当たって、特記がなく、コンクリートの打込みから材齢28日までの期間の予想平均養生温度が25℃を超えると予想されたので、構造体強度補正値を6N/mm2とした。

正しいです。

 

日中の平均養生温度が25℃を超える場合は、構造体強度補正値を6N/mm²とします。

選択肢4. 構造体コンクリートの各部材の位置について、設計図書に示された位置との差が±20mm以内であることを確認した。

正しいです。

 

位置の許容差は±20mm以内です。

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