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2級土木施工管理技術の過去問 令和4年度(前期) 土木1 問5

問題

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コンクリートの耐凍害性の向上を図る混和剤として適当なものは、次のうちどれか。
   1 .
流動化剤
   2 .
収縮低減剤
   3 .
AE剤
   4 .
鉄筋コンクリート用防錆剤
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度(前期) 土木1 問5 )
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この過去問の解説 (3件)

46

1 .✕ 

流動化剤はコンクリートの流動性を増大させることを目的とした混和剤で、施工性の向上が見込めます。

2 .✕ 

収縮低減剤はコンクリートの乾燥に伴う収縮を防止する混和剤で、ひび割れの抑制を目的としています。

3.〇

AE剤は独立した微細な空気泡を連行することにより、コンクリートのワーカビリティ(作業性)や耐凍害性などを向上することを目的とした混和剤です。

4.✕

鉄筋コンクリート用防錆剤はコンクリート中の鉄筋の防錆を目的とした混和剤です。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

当設問は、コンクリートの耐凍害性の向上を図る混和剤に関する設問です。

選択肢1. 流動化剤

間違いです。

練り混ぜられたコンクリートに添加し、

コンクリートの流動性を増大させる混和剤です。

選択肢2. 収縮低減剤

間違いです。

コンクリートの乾燥に伴う収縮を防止して、

ひび割れの発生を抑制する混和剤です。

選択肢3. AE剤

正しいです。

コンクリート中の連行空気泡は

凍結による大きな膨張圧を緩和するため、

耐凍害性が飛躍的に増大します。

選択肢4. 鉄筋コンクリート用防錆剤

間違いです。

コンクリート中の鉄筋の防錆を目的とした混和剤です。

まとめ

混和剤の特徴について、しっかりと押さえておきましょう。

3

コンクリートの混和材剤についての設問です。

各混和剤の役割と効果をセットで覚えておく必要があります。

確実に得点源としたい設問です。

選択肢1. 流動化剤

流動化剤はコンクリートのワーカビリティを確保する混和剤になるので不適当な記述となります。

選択肢2. 収縮低減剤

収縮低減剤は、コンクリート打設後の乾燥収縮によるクラック防止に使用します。

凍害への耐性には使用しないので、この記述は不適当となります。

選択肢3. AE剤

AE剤はコンクリート中に空気の泡を混入させる混和剤で、コンクリートのワーカビリティを付与する効果があります。また、空気の泡が入ることによって必要となる単位水量が減少し、コンクリート中の水分が凍結融解への抵抗性も付与することができます。

よってこの記述は適当です。

選択肢4. 鉄筋コンクリート用防錆剤

鉄筋コンクリート用防錆剤は、コンクリート中の鉄筋の腐蝕原因である中性化を防止する混和剤であり、凍害への耐性を付与する効果はありません。よってこの記述は不適当です。

まとめ

この設問は、各混和剤の効果を押さえるで設問や混和剤の種類が変わっても正解にたどり着けるので得点源にしましょう。

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