2級土木施工管理技術の過去問
令和4年度(前期)
土木5 問55
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度(前期) 土木5 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
平坦な砂質地盤でブルドーザを用いて掘削押土する場合、時間当たり作業量Q(m3/h)を算出する計算式として下記の( )のイからニに当てはまる数値の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
- イ:2 ロ:0.8 ハ:3 ニ:22.4
- イ:2 ロ:1.25 ハ:3 ニ:35.0
- イ:3 ロ:0.8 ハ:2 ニ:50.4
- イ:3 ロ:1.25 ハ:2 ニ:78.8
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題で覚えておくポイントは、時間当たり作業量の算出方法のことです。
時間当たり作業量は次の式により求めます。
Q=1回あたりの掘削押土量(q)×土量換算係数(1/L)×作業効率(E)/サイクルタイム(Cm)
Q= {(3 ×(1 / 1.25) ×0.7) / 2}✕60 = {(3 × 0.8 × 0.7) / 2 }✕60=50.4
となります。
時間当たり作業量を求める式を覚えておきましょう。
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02
基本的な建設機械の作業量を求める公式を覚えることがマストになります。
建設機械の作業量を求める公式は「Q=q・n・f・E」で表します。
各々はこのような形です。
q:1作業サイクル当りの標準作業量
n:時間当たりの作業サイクル数→n=60/Cm≪サイクルタイム≫(min)
f:土量換算係数
E:作業効率
これらを選択しから当てはめていきます。
qは問題中で3㎥と条件が与えられています。よってq=3
fは掘削なのでほぐしの方になります。1/1.25=0.8
Eは問題中で0.7と明記されています。
nは問題中でサイクルタイム2分と条件が与えられています。n=60/2min
よって、計算はQ=(3”イ“×(1/1.25=0.8"ロ”)×0.7)/2"ハ"×60=50.4"ニ"となります。
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03
この問題は、与えられた計算式および単位をしっかり追うことで、
解くことができます。
掘削土量に対して土量換算係数をかけます。
それに対して作業効率をかけることで、作業量を把握できます。
設問は時間あたりの作業量のため、時間で割る必要があります。
以上を踏まえて、値を入力すると、以下の通りとなります。
(3*(1/1.25)*0.7)/2*60=50.4
求める計算式がわからずとも、単位を追うことで回答ができます。
今一度、計算式が表示される問題については、
単位を意識して回答するよう心がけましょう。
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