2級土木施工管理技術の過去問
令和4年度(前期)
土木5 問56

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度(前期) 土木5 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

工程管理に関する下記の文章中の(   )のイからニに当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・工程表は、工事の施工順序と( イ )をわかりやすく図表化したものである。
・工程計画と実施工程の間に差が生じた場合は、その( ロ )して改善する。
・工程管理では、( ハ )を高めるため、常に工程の進行状況を全作業員に周知徹底する。
・工程管理では、実施工程が工程計画よりも( ニ )程度に管理する。
  • イ:所要日数  ロ:原因を追及  ハ:経済効果  ニ:やや下回る
  • イ:所要日数  ロ:原因を追及  ハ:作業能率  ニ:やや上回る
  • イ:実行予算  ロ:材料を変更  ハ:経済効果  ニ:やや下回る
  • イ:実行予算  ロ:材料を変更  ハ:作業能率  ニ:やや上回る

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題で覚えておくポイントは、工程管理における工程計画と工程表についてです。

選択肢2. イ:所要日数  ロ:原因を追及  ハ:作業能率  ニ:やや上回る

・工程表は、工事の施工順序と( 所要日数 )をわかりやすく図表化したものである。

・工程計画と実施工程の間に差が生じた場合は、その( 原因を追及 )して改善する。

・工程管理では、( 作業能率 )を高めるため、常に工程の進行状況を全作業員に周知徹底する。

・工程管理では、実施工程が工程計画よりも( やや上回る )程度に管理する。

まとめ

工程管理は、時間を基軸とし、各時間ごとの作業量を定めて管理するものですが、単なる時間管理ではなく、安全、品質、原価等を同時に管理する総合的な管理になります。

参考になった数15

02

工程管理の意義や内容についてしっかりと習得することがポイントになります。

選択肢1. イ:所要日数  ロ:原因を追及  ハ:経済効果  ニ:やや下回る

イ:所要日数 ○

工程表は、工事の施工順序とそれに要する日数を理解できるよう図表化したものになります。

ロ:原因を追究 ○

計画と実際の工事進捗に差異が発生した場合は、原因を追究した上で対策を行う必要があります。

ハ:経済効果 ×

工程管理は、作業の進捗や効率を高めるものです。作業員に工程を理解してもらうことは作業効率化に繋がります。経済効果を高めることは原価管理に生きてきます。

ニ:やや下回る ×

工程管理では、実際の施工が計画よりも上回るようにします。下回る場合は、資機材や作業班等の原因を追究し改善していきます。

よってこの選択肢は不適当です。

選択肢2. イ:所要日数  ロ:原因を追及  ハ:作業能率  ニ:やや上回る

イ:所要日数 ○

工程表は、工事の施工順序とそれに要する日数を理解できるよう図表化したものになります。

ロ:原因を追究 ○

計画と実際の工事進捗に差異が発生した場合は、原因を追究した上で対策を行う必要があります。

ハ:作業能率 ○

工程管理は、作業の進捗や効率を高めるものです。作業員に工程を理解してもらうことは作業効率化に繋がります。

ニ:やや上回る ○

工程管理では、実際の施工が計画よりも上回るようにします。下回る場合は、資機材や作業班等の原因を追究し改善していきます。

よってこの選択肢は適当です。

選択肢3. イ:実行予算  ロ:材料を変更  ハ:経済効果  ニ:やや下回る

イ:実行予算 ×

工程表は、工事の施工順序とそれに要する日数を理解できるよう図表化したものになります。

ロ:材料を変更 ×

計画と実際の工事進捗に差異が発生した場合は、原因を追究した上で対策を行う必要があります。原因が材料にあるならば変更して、改善する必要があります。

ハ:経済効果 ×

工程管理は、作業の進捗や効率を高めるものです。作業員に工程を理解してもらうことは作業効率化に繋がります。経済効果を高めることは原価管理に生きてきます。

ニ:やや下回る ×

工程管理では、実際の施工が計画よりも上回るようにします。下回る場合は、資機材や作業班等の原因を追究し改善していきます。

よってこの選択肢は不適当になります。

選択肢4. イ:実行予算  ロ:材料を変更  ハ:作業能率  ニ:やや上回る

イ:実行予算 ×

工程表は、工事の施工順序とそれに要する日数を理解できるよう図表化したものになります。

ロ:材料を変更 ×

計画と実際の工事進捗に差異が発生した場合は、原因を追究した上で対策を行う必要があります。原因が材料にあるならば変更して、改善する必要があります。

ハ:作業能率 ○

工程管理は、作業の進捗や効率を高めるものです。作業員に工程を理解してもらうことは作業効率化に繋がります。経済効果を高めることは原価管理に生きてきます。

ニ:やや上回る ○

工程管理では、実際の施工が計画よりも上回るようにします。下回る場合は、資機材や作業班等の原因を追究し改善していきます。

よってこの選択肢は不適当になります。

参考になった数1

03

当設問は、工程管理に関する設問です。

選択肢2. イ:所要日数  ロ:原因を追及  ハ:作業能率  ニ:やや上回る

正しい選択肢を入れた回答は以下の通りとなります。

・工程表は、工事の施工順序と(所要日数)をわかりやすく図表化したものである。

・工程計画と実施工程の間に差が生じた場合は、その(原因を追及)して改善する。

・工程管理では、(作業能率)を高めるため、常に工程の進行状況を全作業員に周知徹底する。

・工程管理では、実施工程が工程計画よりも(やや上回る)程度に管理する。

まとめ

工程管理の要点について、しっかりと把握しましょう。

参考になった数1