2級土木施工管理技術の過去問
令和4年度(前期)
土木5 問60
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度(前期) 土木5 問60 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理に用いられるヒストグラムに関する下記の文章中の( )のイからニに当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・ヒストグラムは、測定値の( イ )を知るのに最も簡単で効率的な統計手法である。
・ヒストグラムは、データがどのような分布をしているかを見やすく表した( ロ )である。
・ヒストグラムでは、横軸に測定値、縦軸に( ハ )を示している。
・平均値が規格値の中央に見られ、左右対称なヒストグラムは( ニ )いる。
・ヒストグラムは、測定値の( イ )を知るのに最も簡単で効率的な統計手法である。
・ヒストグラムは、データがどのような分布をしているかを見やすく表した( ロ )である。
・ヒストグラムでは、横軸に測定値、縦軸に( ハ )を示している。
・平均値が規格値の中央に見られ、左右対称なヒストグラムは( ニ )いる。
- イ:ばらつき ロ:折れ線グラフ ハ:平均値 ニ:作業に異常が起こって
- イ:異常値 ロ:柱状図 ハ:平均値 ニ:良好な品質管理が行われて
- イ:ばらつき ロ:柱状図 ハ:度数 ニ:良好な品質管理が行われて
- イ:異常値 ロ:折れ線グラフ ハ:度数 ニ:作業に異常が起こって
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題で覚えておくポイントは、品質管理に用いられるヒストグラムについてです。
・ヒストグラムは、測定値の( ばらつき )を知るのに最も簡単で効率的な統計手法である。
・ヒストグラムは、データがどのような分布をしているかを見やすく表した( 柱状図 )である。
・ヒストグラムでは、横軸に測定値、縦軸に( 度数 )を示している。
・平均値が規格値の中央に見られ、左右対称なヒストグラムは( 良好な品質管理が行われ )いる。
品質管理は、計画⇒実施⇒検討⇒処置の順に行います。ヒストグラムは検討段階で製品の良否の判定に用いる図表になります。
品質管理の手順やヒストグラムの見方、判定方法についても確認しておきましょう。
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02
当設問は、ヒストグラムに関する設問です。
イ:ばらつき
ヒストグラムは、測定値のばらつき(分布)を知るのに
最も簡単で効率的な統計手法です。
ヒストグラムは、データの分布を視覚的に
理解しやすくするために使用されます。
ロ:柱状図
ヒストグラムは、データがどのような分布をしているかを
見やすく表した柱状図です。
各柱は、データの範囲(階級)を示し、
その高さはデータの度数(頻度)を表します。
ハ:度数
ヒストグラムでは、横軸に測定値(階級)、
縦軸に度数(頻度)を示しています。
度数は、各階級に含まれるデータの数を表しています。
ニ:良好な品質管理が行われて
平均値が規格値の中央に見られ、
左右対称なヒストグラムは良好な品質管理が
行われていることを示しています。
これは、プロセスが適切に制御されており、
品質にばらつきがないことを意味します。
ヒストグラムは様々な形式の問題がでますので、しっかりと把握しましょう。
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03
品質管理に用いられるヒストグラムの役割や内容を理解することがポイントになります。
イ:ばらつき ○
ヒストグラムはデータがどのような数値を中心にばらつき方を測定するものになります。
ロ:折れ線グラフ ×
ヒストグラムはある一定の区間における度数(頻度)を柱状図(棒グラフ)で表したものになります。
ハ:平均値 ×
ヒストグラムは、横軸に測定値、縦軸に度数(頻度)を取って表します。
ニ:作業に異常が起こって ×
ヒストグラムにおいて、良好な品質管理が行われている場合、度数は中心付近で最も多くなり左右対称な形になります。
よってこの選択肢は不適当になります。
イ:異常値 ×
ヒストグラムはデータがどのような数値を中心にばらつき方を測定するものになります。
異常値を求めるものではありません。
ロ:柱状図 ○
ヒストグラムはある一定の区間における度数(頻度)を柱状図(棒グラフ)で表したものになります。
ハ:平均値 ×
ヒストグラムは、横軸に測定値、縦軸に度数(頻度)を取って表します。
ニ:良好な品質管理が行われて ○
ヒストグラムにおいて、良質な品質管理が行われている場合、度数は中心付近で最も多くなり左右対称な形になります。
よってこの選択肢は不適当になります。
イ:ばらつき ○
ヒストグラムはデータがどのような数値を中心にばらつき方を測定するものになります。
ロ:柱状図 ○
ヒストグラムはある一定の区間における度数(頻度)を柱状図(棒グラフ)で表したものになります。
ハ:度数 ○
ヒストグラムは、横軸に測定値、縦軸に度数(頻度)を取って表します。
ニ:良好な品質管理が行われて ○
ヒストグラムにおいて、良質な品質管理が行われている場合、度数は中心付近で最も多くなり左右対称な形になります。
よってこの選択肢は適当になります。
イ:異常値 ×
ヒストグラムはデータがどのような数値を中心にばらつき方を測定するものになります。
ロ:折れ線グラフ ×
ヒストグラムはある一定の区間における度数(頻度)を柱状図(棒グラフ)で表したものになります。
ハ:度数 ○
ヒストグラムは、横軸に測定値、縦軸に度数(頻度)を取って表します。
ニ:作業に異常が起こって ×
ヒストグラムにおいて、良質な品質管理が行われている場合、度数は中心付近で最も多くなり左右対称な形になります。
よってこの選択肢は不適当になります。
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