2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(前期)
問13 (土木2 問8)
問題文
コンクリートの打込みに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級土木施工管理技術試験 令和6年度(前期) 問13(土木2 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリートの打込みに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 打ち込んだコンクリートは、型枠内で横移動させてはならない。
- 計画した打継目以外では、コンクリートの打込みが完了するまで連続して打ち込まなければならない。
- コンクリート打込み前には、降雨や強風等への対応策を準備しておかなければならない。
- コンクリートと接した型枠が吸水すると水セメント比が大きくなるので、型枠を湿らせてはならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
コンクリートを構造物に打込む際には、その品質や耐久性を確保するために、様々な注意点があります。
適当です。
コンクリートを型枠内で横移動させると、コンクリート中の骨材が偏ったり、空気泡が入り込んだりして、コンクリートの品質が低下する可能性があります。
適当です。
打継目とは、コンクリートの打込みを中断する場所のことです。計画した打継目以外で中断すると、打継面の強度が低下したり、ひび割れが発生する原因となる可能性があります。
適当です。
降雨や強風は、コンクリートの品質に悪影響を与える可能性があります。そのため、事前に対策を立てておく必要があります。例えば、雨天時はコンクリートの打込みを中止したり、養生を強化したりします。
適当ではありません。
型枠が乾燥していると、コンクリートの水分が型枠に吸収されてしまい、コンクリートの表面が乾燥し、ひび割れの原因となることがあります。そのため、型枠は事前に十分に湿らせておく必要があります。
コンクリートの打込みは、構造物の品質に大きく影響するため、適切な手順で行うことが重要です。
コンクリートの移動: 型枠内で横移動させない
打継目: 計画した場所以外で中断しない
天候: 降雨や強風への対策
型枠: 事前に十分に湿らせる
これらの点に注意することで、高品質なコンクリート構造物を構築することができます。
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02
コンクリートの打込みは、品質や耐久性を確保するために、適切な施工方法が重要です。
特に、型枠内での取り扱いや気象条件への対応、打継目の管理などが求められます。
この問題では、コンクリート打込みに関する正しい知識を確認します。
適当な記述です。
コンクリートを型枠内で横移動させると、分離や不均一な締固めが発生し品質が低下します。
コンクリートは、所定の位置に直接打ち込むことが推奨されます。
適当な記述です。
コンクリートは、計画された打継目以外で中断せず、連続的に打ち込む必要があります。
適当な記述です。
品質管理上、当然です。
誤りです。
型枠が乾燥していると、水を吸い取ります。
コンクリート中の水分が型枠に吸収され、水セメント比が低下して作業性が悪化したり、
品質に悪影響を与える可能性があります。
そのため、型枠はあらかじめ適度に湿らせておくことが一般的です。
施工時に必要となる考え方ですので、よく覚えておきましょう。
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03
コンクリートの打ち込み時に関する問題です。
コンクリート打ち込み時にやってはいけないこと、やらないといけないことがポイントになります。
適当です。打ち込んだコンクリートは、材料分離が起きてしまうので型枠内で横移動させてはいけません。
適当です。コンクリート打ち込み時は強度の低下やひび割れ発生の起因になるため、計画した打ち継目まで連続して打ち込みます。
適当です。コンクリートの打ち込みは降雨や強風時を避ますが、不測の事態を考慮して降雨や強風等の対策をします。
適当ではないです。型枠を湿らせないと型枠と接した部分のコンクリートの水分が型枠にとられてしまい、硬化不良、表面が荒くなってしまうので型枠を湿らせます。
この問題は適当でないものを選ぶので、正解になります。
コンクリートの打ち込み時のやらないといけないこと、やってはいけないことをしっかり覚えましょう。
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