2級土木施工管理技術の過去問
令和6年度(前期)
土木2 問8

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和6年度(前期) 土木2 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートの打込みに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 打ち込んだコンクリートは、型枠内で横移動させてはならない。
  • 計画した打継目以外では、コンクリートの打込みが完了するまで連続して打ち込まなければならない。
  • コンクリート打込み前には、降雨や強風等への対応策を準備しておかなければならない。
  • コンクリートと接した型枠が吸水すると水セメント比が大きくなるので、型枠を湿らせてはならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

コンクリートを構造物に打込む際には、その品質や耐久性を確保するために、様々な注意点があります。

選択肢1. 打ち込んだコンクリートは、型枠内で横移動させてはならない。

適当です。

コンクリートを型枠内で横移動させると、コンクリート中の骨材が偏ったり、空気泡が入り込んだりして、コンクリートの品質が低下する可能性があります。

選択肢2. 計画した打継目以外では、コンクリートの打込みが完了するまで連続して打ち込まなければならない。

適当です。

打継目とは、コンクリートの打込みを中断する場所のことです。計画した打継目以外で中断すると、打継面の強度が低下したり、ひび割れが発生する原因となる可能性があります。

選択肢3. コンクリート打込み前には、降雨や強風等への対応策を準備しておかなければならない。

適当です。

降雨や強風は、コンクリートの品質に悪影響を与える可能性があります。そのため、事前に対策を立てておく必要があります。例えば、雨天時はコンクリートの打込みを中止したり、養生を強化したりします。

選択肢4. コンクリートと接した型枠が吸水すると水セメント比が大きくなるので、型枠を湿らせてはならない。

適当ではありません。

型枠が乾燥していると、コンクリートの水分が型枠に吸収されてしまい、コンクリートの表面が乾燥し、ひび割れの原因となることがあります。そのため、型枠は事前に十分に湿らせておく必要があります。

まとめ

コンクリートの打込みは、構造物の品質に大きく影響するため、適切な手順で行うことが重要です。

コンクリートの移動: 型枠内で横移動させない

打継目: 計画した場所以外で中断しない

天候: 降雨や強風への対策

型枠: 事前に十分に湿らせる

 

これらの点に注意することで、高品質なコンクリート構造物を構築することができます。

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