2級土木施工管理技術の過去問
令和6年度(前期)
土木3 問8

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和6年度(前期) 土木3 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

管理図
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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、統計学における管理図、特にR管理図に関する問題です。

R管理図は、ある工程のばらつきを監視し、工程が安定しているかどうかを判断するために使用されます。

この問題では、R管理図を作成するためのデータが与えられており、各組のR(レンジ:範囲)の値が正しいかどうかを判断する必要があります。Rとは、各組における最大値と最小値の差を表し、工程のばらつきの一つの指標となります。

選択肢1. A

誤りです。

最大値は20、最小値は17なので、R = 20 - 17 = 3となります。表では4と記載されているため、Rの値が誤っています。

選択肢2. B

誤りです。

最大値は24、最小値は18なので、R = 24 - 18 = 6となります。表では3と記載されているため、Rの値が誤っています。

選択肢3. C

誤りです。

最大値は20、最小値は18なので、R = 20 - 18 = 2となります。表では1と記載されているため、Rの値が誤っています。

選択肢4. D

正しいです。

最大値は25、最小値は22なので、R = 25 - 22 = 3となります。表の値と一致するため、Rの値は正しいです。

まとめ

Rの値が正しく計算されていないと、作成されるR管理図は誤った情報を示し、工程管理に支障をきたす可能性があります。

R管理図を作成する上での注意点としては

・Rは、各組における最大値と最小値の差を計算することで求められます。

・Rの値は、工程のばらつきの大きさを示す一つの指標です。

・Rの値が大きいほど、工程のばらつきが大きいことを意味します。

・R管理図を作成する際には、Rの値だけでなく、平均値(Xバー)の値も計算し、X-R管理図として利用することが一般的です。

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