2級土木施工管理技術の過去問
令和6年度(前期)
土木4 問5

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和6年度(前期) 土木4 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

型枠支保工の安全管理に関する下記の文章中の(   )の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、労働安全衛生法上、適当なものは次のうちどれか。

・事業者は、型枠支保工を組み立てるときは、( イ )を作成し、かつ、この( イ )により組み立てなければならない。
・事業者は、コンクリートの打設作業を実施するときは、( ロ )に、型枠支保工を点検しなければならない。
・型枠支保工の組立て等( ハ )は、作業中、要求性能墜落制止用器具や保護帽の使用状況について監視しなければならない。
・型枠支保工の組立て等( ハ )は、材料の欠点の有無を確認するとともに、器具・工具を点検し( ニ )を取り除かなければならない。
  • イ:組立図  ロ:その日の作業を開始する前  ハ:監視員  ニ:不良品
  • イ:仕様書  ロ:作業の前日  ハ:作業主任者  ニ:浮き錆
  • イ:組立図  ロ:その日の作業を開始する前  ハ:作業主任者  ニ:不良品
  • イ:仕様書  ロ:作業の前日  ハ:監視員  ニ:浮き錆

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この過去問の解説 (1件)

01

型枠支保工は、コンクリートを打設するための枠組みであり、その倒壊は重大な事故につながる可能性があります。そのため、労働安全衛生法では、型枠支保工の組み立てや点検に関する厳格な規定が定められています。

 

(イ)に当てはまる語句

組立図:型枠支保工の構造や寸法などを図示したもので、組み立ての際に必ず参照する必要があります。

(ロ)に当てはまる語句

その日の作業を開始する前:コンクリート打設は、型枠支保工に大きな負担がかかる作業です。そのため、打設前に必ず型枠支保工の状態を確認する必要があります。

(ハ)に当てはまる語句

作業主任者:型枠支保工の組立てや解体作業は、危険が伴うため、作業主任者が作業を監視する必要があります。監視者は、作業主任者の指示のもと作業を行うものであり、作業主任者のすべての職務を代行できるわけではありません。

(ニ)に当てはまる語句

不良品:型枠支保工の組立てにおいては、不良品を取り除き、安全を確保する必要があります。

 

上記より、最も適当な組み合わせは3.イ:組立図 ロ:その日の作業を開始する前 ハ:作業主任者 ニ:不良品です。

選択肢1. イ:組立図  ロ:その日の作業を開始する前  ハ:監視員  ニ:不良品

適当ではありません。

選択肢2. イ:仕様書  ロ:作業の前日  ハ:作業主任者  ニ:浮き錆

適当ではありません。

選択肢3. イ:組立図  ロ:その日の作業を開始する前  ハ:作業主任者  ニ:不良品

適当です。

選択肢4. イ:仕様書  ロ:作業の前日  ハ:監視員  ニ:浮き錆

適当ではありません。

まとめ

労働安全衛生法では、型枠支保工の組み立てから解体まで、各段階において安全対策が義務付けられています。

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