第三種電気主任技術者の過去問
平成30年度(2018年)
法規 問69

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問題

第三種 電気主任技術者試験 平成30年度(2018年) 法規 問69 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく接地工事の種類及び施工方法に関する記述である。

上記の記述中の空白箇所( ア )、( イ )、( ウ )及び( エ )に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • ( ア )混触  ( イ )150  ( ウ )600  ( エ )1線地絡
  • ( ア )接近  ( イ )200  ( ウ )600  ( エ )許容
  • ( ア )混触  ( イ )200  ( ウ )400  ( エ )1線地絡
  • ( ア )接近  ( イ )150  ( ウ )400  ( エ )許容
  • ( ア )混触  ( イ )150  ( ウ )400  ( エ )許容

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この過去問の解説 (2件)

01

正しい組み合わせは、1番です。


電気設備技術基準の解釈 第17条からの出題です。


(ア)
B種接地工事は高低圧「混触」時に、低圧電路の対地電圧上昇を抑制する目的があります。


(イ)
高低圧が混触し、遮断時間が2秒を超える場合は、低圧側の対地電圧が「150V」を超えないよう、B種接地抵抗値が算定されます。


(ウ)
高低圧混触時の遮断時間が1秒以内の場合は、低圧側の対地電圧上昇が「600V」を超えないよう、B種接地抵抗値が算定されます。


(エ)
分母のIは当該変圧器の高圧側または特別高圧側の「1線地絡」電流です。

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02

電気設備の技術基準の解釈第17条2項一の17-1表によれば、次の通りになります。

接地工事を施す変圧器の種類 :当該変圧器の高圧側又は特別高圧側の電路と低圧側の電路との(ア)混触により、低圧電路の対地電圧が(イ)150Vを超えた場合に、自動的に高圧又は特別高圧の電路を遮断する装置を設ける場合の遮断時間

下記以外の場合:(イ)150/Ig

高圧又は35,000V以下の特別高圧の電路と低圧電路を結合するもの
:1秒を超え2秒以下 :300/Ig
:1秒以下:(ウ)600/Ig

(備考) Ig は、当該変圧器の高圧側又は特別高圧側の電路の(エ)1線地絡電流(単位:A)

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