第三種電気主任技術者の過去問
平成30年度(2018年)
法規 問72
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問題
第三種 電気主任技術者試験 平成30年度(2018年) 法規 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく電動機の過負荷保護装置の施設に関する記述である。
屋内に施設する電動機には、電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に( ア )これを阻止し、又はこれを警報する装置を設けること。ただし、次のいずれかに該当する場合はこの限りでない。
a 電動機を運転中、常時、( イ )が監視できる位置に施設する場合
b 電動機の構造上又は負荷の性質上、その電動機の巻線に当該電動機を焼損する過電流を生じるおそれがない場合
c 電動機が単相のものであって、その電源側電路に施設する配線用遮断器の定格電流が( ウ )A以下の場合
d 電動機の出力が( エ )kW以下の場合
上記の記述中の空白箇所( ア )、( イ )、( ウ )及び( エ )に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
屋内に施設する電動機には、電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に( ア )これを阻止し、又はこれを警報する装置を設けること。ただし、次のいずれかに該当する場合はこの限りでない。
a 電動機を運転中、常時、( イ )が監視できる位置に施設する場合
b 電動機の構造上又は負荷の性質上、その電動機の巻線に当該電動機を焼損する過電流を生じるおそれがない場合
c 電動機が単相のものであって、その電源側電路に施設する配線用遮断器の定格電流が( ウ )A以下の場合
d 電動機の出力が( エ )kW以下の場合
上記の記述中の空白箇所( ア )、( イ )、( ウ )及び( エ )に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
- ( ア )自動的に ( イ )取扱者 ( ウ )20 ( エ )0.2
- ( ア )遅滞なく ( イ )取扱者 ( ウ )20 ( エ )2
- ( ア )自動的に ( イ )取扱者 ( ウ )30 ( エ )0.2
- ( ア )遅滞なく ( イ )電気係員 ( ウ )30 ( エ )2
- ( ア )自動的に ( イ )電気係員 ( ウ )30 ( エ )0.2
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この過去問の解説 (2件)
01
電気設備の技術基準の解釈第153条によれば、「屋内に施設する電動機には、電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に自動的にこれを阻止し、又はこれを警報する装置を設けること。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合はこの限りでない。」とあるため、「自動的に」が回答です。
(イ)
電気設備の技術基準の解釈第153条一によれば、「電動機を運転中、常時、取扱者が監視できる位置に施設する場合 」とあるので、「取扱者」が回答です。
(ウ)
電気設備の技術基準の解釈第153条三によれば、「電動機が単相のものであって、その電源側電路に施設する過電流遮断器の定格電流が15A(配線用遮断器にあっては、20A)以下の場合 」とあるので、「20A」が回答です。
(エ)
電気設備の技術基準の解釈第153条四によれば、「電動機の出力が0.2kW以下の場合 」とあるので、「0.2」が回答です。
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02
電気設備技術基準の解釈 第153条からの出題です。
(ア)
屋内に施設する電動機には、電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に 「自動的に」 これを阻止し、又はこれを警報する装置を設ける必要があります。ただし、次のいずれかに該当する場合はこの限りではありません。
(イ)
a 電動機を運転中、常時、 「取扱者」 が監視できる位置に施設する場合
b 電動機の構造上又は負荷の性質上、その電動機の巻線に当該電動機を焼損する過電流を生じるおそれがない場合
(ウ)
c 電動機が単相のものであって、その電源側電路に施設する配電用遮断器の定格電流が 「20」 A 以下の場合
(エ)
d 電動機の出力が 「0.2」 kW 以下の場合
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