第三種電気主任技術者の過去問
令和元年度(2019年)
法規 問71
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問題
第三種 電気主任技術者試験 令和元年度(2019年) 法規 問71 (訂正依頼・報告はこちら)
「電気設備技術基準の解釈」に基づく常時監視をしない発電所の施設に関する記述として、誤っているものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
- 随時巡回方式の技術員は、適当な間隔において発電所を巡回し、運転状態の監視を行う。
- 遠隔常時監視制御方式の技術員は、制御所に常時駐在し、発電所の運転状態の監視及び制御を遠隔で行う。
- 水力発電所に随時巡回方式を採用する場合に、発電所の出力を3000kWとした。
- 風力発電所に随時巡回方式を採用する場合に、発電所の出力に制限はない。
- 太陽電池発電所に遠隔常時監視制御方式を採用する場合に、発電所の出力に制限はない。
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この過去問の解説 (2件)
01
電気設備技術基準の解釈 第47条からの出題です。
1、正しい記述です。
2、正しい記述です。
3、誤った記述です。
水力発電所に随時巡回方式を採用する場合は、発電所の出力を2000kW未満である必要があります。
4、正しい記述です。
5、正しい記述です。
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02
1、正しい。随時巡回方式は電気設備技術基準の解釈第47条第1項の2イより、
「技術員が適当な間隔をおいて発電所を巡回し、運転状態の監視を行うものであること」
2、正しい。遠隔常時監視制御方式は電気設備技術基準第47条第1項の4イより、
「技術員が、制御所に常時駐在し、発電所の運転状態の監視及び制御を遠隔で行うものであること」
3、誤り。出力3000kWの水力発電所では随時巡回方式を採用できない。
電気設備技術基準の解釈第47条第3項の1イより、水力発電所に随時巡回方式を採用する場合には「発電所の出力は、2000kW未満であること」
4、正しい。電気設備技術基準の解釈第47条第4項の1イより、風力発電所に発電所の出力制限に規定はないので随時巡回方式を採用できる
5、正しい。電気設備技術基準の解釈第47条第5項の3より、太陽電池発電所に遠隔常時監視制御方式により施設する場合の出力制限に規定はないので遠隔常時監視制御方式を採用できる
正解(誤った記述)は3です。
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