第三種電気主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
機械 問50
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問題
第三種 電気主任技術者試験 令和3年度(2021年) 機械 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
ブラシレスDCモータに関する記述として、誤っているものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ
- ブラシレスDCモータは、固定子巻線に流れる電流と、回転子に取り付けられた永久磁石によってトルクを発生させる構造となっている。
- ブラシレスDCモータは、回転子の位置により通電する巻線を切り換える必要があるため、ホール素子などのセンサによって回転子の位置を検出している。
- ブラシ付きの直流モータに比べ、ブラシと整流子による機械的接触部分がないため、火花による電気雑音は低減し、モータの寿命は長くなる。
- ブラシ付きの直流モータに比べ、位置センサの信号処理や、駆動用の制御回路が必要となり、モータの駆動に必要な周辺回路が複雑になる。
- ブラシレスDCモータは効率がよくないため、エアコンや冷蔵庫のような省エネ性能が求められる大型の家電製品には利用されていない。
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この過去問の解説 (2件)
01
ブラシレスDCモータに関する問題です。
適当です。
ブラシレスDCモータは、回転子が永久磁石で、固定子側にコイルがあります。
ちなみに、回転子に電流を流す必要がないので、ブラシがありません。
適当です。
ブラシレスDCモータは、回転子の位置を検出する必要があるため、その分回路が複雑になります。
適当です。
ブラシと整流子がないために、当然それによる機械的接触部がないので雑音は低減し、モータの寿命は長くなります。
適当です。
ブラシレスDCモータのデメリットとして、周辺回路が複雑になることが挙げられます。
不適当です。
ブラシレスDCモータは効率が良いので、省エネ性能が求められる家電製品に利用されています。
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02
ブラシレスDCモーターは、フィードバック制御を行って、モーター速度制御が可能なモーターです。
ローター位置を検出するセンサによって、内部のインバータ回路でコイルに流れる電流を制御します。
特徴として、回転子側が永久磁石なので、ブラシ付きモーターに比べて2次損失が抑えられ、省エネルギー化が実現できます。
1.回転子は永久磁石のため、正しいです。
2.ホール素子で回転子の位置を検出しているので、正しいです。
3.ブラシが不要で機械的な損失が少なくなるので、正しいです。
4.専用の制御回路が必要なため、正しいです。
5.効率は良いため、誤りです。
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