過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

第三種電気主任技術者の過去問 令和4年度(2022年)上期 機械 問5

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
定格出力1500kV・A、定格電圧3300Vの三相同期発電機がある。無負荷時に定格電圧となる界磁電流に対する三相短絡電流(持続短絡電流)は、310Aであった。この同期発電機の短絡比の値として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
   1 .
0.488
   2 .
0.847
   3 .
1.18
   4 .
1.47
   5 .
2.05
( 第三種 電気主任技術者試験 令和4年度(2022年)上期 機械 問5 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

1

三相同期発電機で流れる短絡電流をIs、定格電流をそれぞれInとすると、

短絡比Kは、

 K = Is/In

により求めることが出来ます。

さらに定格出力をS、定格電圧をVとすると、

定格電流Inは、

 In = S/(√3V)

  = (1500×103)/(√3×3300)

  ≒ 262[A]

となります。

これを短絡比を求める式に代入すると、

 K = 310/262 ≒ 1.18

したがって、短絡比は1.18です。

選択肢3. 1.18

こちらが正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

定格電流In

 In = S/(√3V)

  = (1500×103)/(√3×3300)

  ≒ 262[A]

絡比Kは

 K = 310/262 ≒ 1.18

0

三相同期発電機の短絡比を求める計算問題です。

計算に必要な値は以下の通りです。

 三相同期発電機の定格出力:Pn=1500 [kV・A]

 三相同期発電機の定格電圧:Vn=3300 [V]

 三相同期発電機の短絡電流:Is=310 [A]

 三相同期発電機の定格電流:In [A]

 短絡比:K=Is/In

選択肢3. 1.18

◆定格電流Inを求めます。

Pn=√3×Vn×Inより

 In=Pn/(√3×Vn)

  =(1500×103)/(√3×3300)

  ≒262.4 [A]

◆短絡比Kを求めます。

 K = Is/In

  = 310/262.4

  ≒ 1.18

短絡比については、同期発電機の無負荷飽和曲線、三相短絡曲線に関する部分を参照してください。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この第三種電気主任技術者 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。