第三種電気主任技術者の過去問 令和4年度(2022年)上期 機械 問6
この過去問の解説 (3件)
永久磁石を用いない可変リラクタンス形ステッピングモータでは、
無通電状態でも回転子位置を保持する力はありません。
可変リラクタンス形は、
通電によって電磁石の力で吸引力を発生させています。
こちらが正答です。
ステッピングモータの特徴や用途に関する問題です。
問題文の通りです。
ステッピングモータは、パルスが送られるたびに定められた角度を1ステップとして回転します。
問題文の通りです。
ステッピングモータは、送られてきたパルスの周波数に比例する回転速度で回転し、入力パルスを停止すれば回転子も停止します。
問題文の通りです。
ステッピングモータは、負荷に対して始動トルクが大きく、つねに入力パルスと同期して始動できますが、過大な負荷が加わると脱調・停止してしまう場合があります。
誤りです。
ステッピングモータには、永久磁石形、可変リラクタンス形、ハイブリッド形などがあります。
永久磁石を用いない可変リラクタンス形ステッピングモータは、無通電状態では磁極を形成することができず、回転子位置を保持することはできません。
問題文の通りです。
ステッピングモータは、回転角度センサを用いなくても、1ステップごとの位置制御ができる特徴があります。
この特徴を利用して、プリンタやスキャナなどのコンピュータ周辺装置、各種検査装置、製造装置など、様々な用途に利用されています。
ステッピングモータとは、一定の角度ずつ回転するモータで、1パルスの入力で1ステップ角度だけ、軸が回転します。
正しいです。
1パルスの入力で1ステップ角度だけ、軸が回転します。
正しいです。
ステッピングモータの入力パルスと回転量は比例関係にあるので、入力パルスを停止すれば、回転子も停止します。
正しいです。
ステッピングモータは、思わぬ過負荷によって脱調を起こしやすいです。
また回転位置の保持中も電力が消費され、騒音や振動が大きいという欠点もあります。
誤りです。
ステッピングモータでは、無通電状態の場合、回転位置を保持することは不可能です。
正しいです。
ステッピングモータは一定の角度で回転するため、回転角度センサは不要です。
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