第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)上期
問50 (機械 問8)
問題文
次の文章は、単相変圧器の簡易等価回路に関する記述である。
変圧器の電気的な特性を考える場合、等価回路を利用すると都合がよい。また、等価回路は負荷も含めた電気回路として考えると便利であり、特に二次側の諸量を一次側に置き換え、一次側の回路はそのままとした「一次側に換算した簡易等価回路」は広く利用されている。
変圧器の電気的な特性を考える場合、等価回路を利用すると都合がよい。また、等価回路は負荷も含めた電気回路として考えると便利であり、特に二次側の諸量を一次側に置き換え、一次側の回路はそのままとした「一次側に換算した簡易等価回路」は広く利用されている。

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問題
第三種 電気主任技術者試験 令和6年度(2024年)上期 問50(機械 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章は、単相変圧器の簡易等価回路に関する記述である。
変圧器の電気的な特性を考える場合、等価回路を利用すると都合がよい。また、等価回路は負荷も含めた電気回路として考えると便利であり、特に二次側の諸量を一次側に置き換え、一次側の回路はそのままとした「一次側に換算した簡易等価回路」は広く利用されている。
変圧器の電気的な特性を考える場合、等価回路を利用すると都合がよい。また、等価回路は負荷も含めた電気回路として考えると便利であり、特に二次側の諸量を一次側に置き換え、一次側の回路はそのままとした「一次側に換算した簡易等価回路」は広く利用されている。

- ア:1/a イ:a ウ:1/a2 エ:1/a2 オ:a2
- ア:1/a イ:a ウ:a2 エ:a2 オ:a
- ア:a イ:1/a ウ:1/a2 エ:1/a2 オ:1/a2
- ア:a イ:1/a ウ:a2 エ:a2 オ:a2
- ア:1/a イ:a ウ:1/a2 エ:1/a2 オ:1/a2
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この過去問の解説 (2件)
01
単相変圧器の簡易等価回路に関する穴埋め問題です。
(ア)a、(イ)1/a
単相変圧器の簡易等価回路において、巻数比と電圧比・電流比には以下の関係が成立します。
a=N1/N2=V1/V2=I2/I1
この関係式から、電圧は巻数比aと比例、電流は巻数aと反比例の関係にあることが分かります。
(ウ)a2、(エ)a2、(オ)a2
単相変圧器の簡易等価回路において、巻数比aとインピーダンス比には以下の関係が成立します。
Z1/Z2=(V1/I1)/(V2/I2)
=(V1/V2)/(I2/I1)
=a/(1/a)
=a2
この関係式から、インピーダンス比は巻数比の2乗の関係にあることが分かります。
また、インピーダンスを詳しく見ていくと、実数部は抵抗成分、虚数部はリアクタンス成分であるため、抵抗比とリアクタンス比も巻数比の2乗の関係にあることになります。
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02
単相変圧器の二次側の諸量を一次側に換算したときの簡易等価回路に関する問題です。
問題で与えられている巻数比は変圧比と等しく次のように表せます。
・N1/N2=V1/V2‥①
上記式から巻数比をaと置いた時に変圧比もaと見なせます。
そこからまずは、二次電圧V2を一次側に換算したV2´とすると次のようになります。
・a=V1/V2
・V2´=aV2
よって(ア)はaが該当します。
続いて変流比(電流比)を見ていきます。
変圧器では一次側、二次側共に巻線に電流が流れた事による起磁力NI[A]が発生します。これを式で表すと次のようになります。
・N1I1=N2I2‥②
上記②式を電流I1について解くと次のようになります。
・I1=(N2/N1)×I2
(N2/N1)は1/aと見なせます。
よって二次電流I2を一次側に換算したI2´とすると次のようになります。
・I2´=(1/a)×I2
よって(イ)は1/aが該当します。
次に二次抵抗、二次リアクタンス、負荷インピーダンスを見ていきます。
まずは変圧器の二次側の一次側換算前の消費電力を考えると次のようになります。
・p2=I22r2[W]
・q2=I22x2[Var]
続いて一次側に換算したときの消費電力は次のようになります。
・p1=(I2/a)2×R2[W]
・q1=(I2/a)2×X2[Var]
エネルギー保存の法則によって、一次側と二次側の電力は等しいと考えることが出来るので次の関係が成り立ちます。
・p1=p2‥①
・q1=q2‥②
上記①②式を二次抵抗、二次リアクタンスについて解くと次のようになります。
・(I2/a)2×R2=I22r2‥①´
R2=I22r2×a2/I22r2=a2
・(I2/a)2×X2=I22x2‥②
X2=I22x2×a2/I22x2=a2
よって(ウ)、(エ)はa2が該当します。
負荷インピーダンスも同様に巻数比の2乗を乗じた形となるので(オ)もa2が該当します。
こちらが適切な解答となります。
問題のパターンによっては一次側を二次側に換算する場合もあるので丸暗記するだけではなく、自分で式を立てて導ければ、応用問題にも対応ができると思います。
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