第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)上期
問56 (機械 問14)
問題文
上記の記述中の空白箇所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次のうちから一つ選べ。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)上期 問56(機械 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
上記の記述中の空白箇所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次のうちから一つ選べ。
- ア:1001 イ:0110 ウ:1001 エ:9
- ア:0110 イ:0000 ウ:1111 エ:D
- ア:1001 イ:1111 ウ:1001 エ:F
- ア:0110 イ:1111 ウ:1001 エ:9
- ア:0110 イ:0000 ウ:0110 エ:D
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
1. ビットパターンと演算のルールを確認します。
ビットパターン: 1101 と 1011
演算のルール:
排他的論理和(ExOR):2つのビットが異なる場合に1、同じ場合に0。
否定論理和(NOR):2つのビットのどちらかが1の場合は0、どちらも0の場合に1。
論理和(OR):2つのビットのどちらかが1の場合に1。
2. (ア):排他的論理和(ExOR)の計算をします。
ビットごとに 1101 と 1011 の排他的論理和を計算します。
結果は 0110です。
3. (イ):否定論理和(NOR)の計算をします。
ビットごとに 1101 と 1011の否定論理和を計算します。
結果は 0000です。
4. (ウ):論理和(OR)の計算をします。
ビットごとに 0110(ExORの結果)と 0000(NORの結果)の論理和を計算します。
結果は 0110です。
5. (エ):最終的な結果を16進数に変換します。
1011と 0110 の排他的論理和を計算します。
結果は 1101(2進数)です。これを16進数に変換すると Dになります。
よって、正しい選択肢は「ア:0110 イ:0000 ウ:0110 エ:D」です。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は正しいです。
排他的論理和(ExOR)、否定論理和(NOR)、論理和(OR)のルールをしっかり覚え、ビット演算は、各ビットごとに行いましょう。結果を2進数から16進数に変換する手順も理解しておきましょう。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
この問題は、基本的は論理演算と、2進数と16進数の相互変換の理解を問うものです。
空白箇所(ア)〜(ウ)に当てはまるものは以下のとおりです。
ア:0110 イ:0000 ウ:0110 エ:D
(ア)排他的論理和(ExOR)
対応するビットが異なるときに1、同じときに0となる演算です。
(イ)否定論理和(NOR)
論理和(OR)の演算結果を反転させる演算です。
論理和(OR)は、対応するビットのどちらか一方でも1であれば1、両方が0であれば0となる演算です。
1111を反転させると0000になります。これが否定論理和(NOR)です。
(ウ)(ア)と(イ)の論理和(OR)
(エ)1011と(ウ:0110)との排他的論理和(ExOR)の結果を2進数と考え、その数値を16進数で表します。
この排他的論理和(ExOR)は、
2進数1101を16進数に変換します。
2進数1101を10進数で表すと、
1 x 23 + 1 x 22 + 0 x 21 x 1 x 20=13
10進数と16進数は以下のように対応しています。
よって、2進数1101を16進数で表すとDになります。
論理演算(AND、OR、NOT、ExOR(XOR)、NOR、NAND)の真理値表と動作を正確に理解しておきましょう。
2進数、16進数への変換をスムーズにできるようにしておきましょう。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問55)へ
令和6年度(2024年)上期 問題一覧
次の問題(問57)へ