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1級電気工事施工管理技士の過去問 平成30年度(2018年) (旧)平成30年度 問9

問題

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図に示す汽力発電のランキンサイクルにおいて、タービンの入口から出口に至る蒸気のエントロピー S と絶対温度 T の変化を示す過程として、適当なものはどれか。
問題文の画像
   1 .
2 → 3
   2 .
3 → 4
   3 .
4 → 5
   4 .
5 → 6
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問9 )
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この過去問の解説 (3件)

30
正解は4です。

1.2.3. 等圧受熱(2→3→4→5)
給水はボイラで熱を得て(2→3),飽和水から乾き飽和蒸気となり(3→4),加熱蒸気になります(4→5)。

4.断熱膨張(5→6)
タービンの中で断熱膨張してタービンを回します。
蒸気は圧力、温度ともに下がります。

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24
ランキンサイクルとは、汽力発電等の一連の熱サイクルを示したものです。

左の構成図にあるように、この汽力発電は、給水ポンプで送り込まれた水が
ボイラ→過熱器を通り→タービンを動かし→復水器を通して→給水ポンプに戻る、という流れになっています。

特に絶対温度Tに注目すると、設問のタービン入口から出口に至る蒸気の変化を示す過程を見つけることができます。

まず復水器から給水ポンプは、温度の最も低い6→1に該当します。

その後、復水器を通り(1→2)、ボイラで加熱され(2→3)
水蒸気が飽和状態になります。(3→4)

過熱器でさらに温度が上がり(4→5)、蒸気タービンを回す運動エネルギーに変わるため温度が失われます。(5→6)

したがって正解は、4 です。

3

汽力発電のランキンサイクルを示す図の、蒸気のエントロピー S と絶対温度 T の変化に関する問題です。

選択肢1. 2 → 3

×

2 → 3は、給水ポンプから出た水が、ボイラーで加熱する過程です。

温度が上がり、水が飽和蒸気に変わることでエントロピーが上昇しています。

選択肢2. 3 → 4

×

3 → 4は、ボイラーで水が水蒸気に全て変わり、加熱器に導入される過程です。

水が飽和蒸気に変わって、さらに乾き飽和蒸気に変化しているため、温度は一定で、エントロピーが上昇しています。

選択肢3. 4 → 5

×

4 → 5は、加熱器に入った乾き飽和蒸気が、さらに加熱されて加熱蒸気となる過程です。

温度が急上昇して、エントロピーも上昇しています。

選択肢4. 5 → 6

5 → 6は、加熱器から出た加熱蒸気が、タービンに入って仕事をして湿り蒸気となってタービンから排出される過程です。

加熱蒸気がタービンで仕事をするため、温度が急低下します。

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