1級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
(旧)平成30年度 問12
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す受電点の短絡容量として、正しいものはどれか。
ただし、基準容量等は次のとおりとする。
基準容量:10MV・A
変電所のパーセントインピーダンス:%Zg=j 2 %
配電線のパーセントインピーダンス:%Zl=6+j 6 %
ただし、基準容量等は次のとおりとする。
基準容量:10MV・A
変電所のパーセントインピーダンス:%Zg=j 2 %
配電線のパーセントインピーダンス:%Zl=6+j 6 %
- 10MV・A
- 70MV・A
- 100MV・A
- 125MV・A
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この過去問の解説 (3件)
01
まず、受電端までのパーセントインピーダンスZ%を求めます。
これは「変電所のパーセントインピーダンス」+「配電線のパーセントインピーダンス」から得られます。
%Z (%)= (j 2)+(6+j 6) = 6+j 8
この複素数で示されたパーセントインピーダンスの実数部と虚数部を合わせた大きさを求めます。
6+j 8(%) → √(6^2+8^2)=10(%)
つまり、基準容量10MV・Aは全体(100%)の短絡容量の10%にあたることになります。
それで、受電点の短絡容量は、
10MV・A ×(100 ÷ 10)となり、100MV・A となります。
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02
%Z = %Zg + %ZI = 6 + j8とするとき、短絡容量は
短絡容量 = (基準容量 × 100)/%Z
で求められるので、値を代入すると
短絡容量 = (10 × 100)/6 + j8
= 100∠ - π/3
となるので、3が正解です。
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03
全体の 合成 %インピーダンス %Zは、変電所と配電線の和となります。
%Z = %Zg + %Zl = j 2% + (6% + j 6%) = (6 + j 8)%
合成インピーダンスは、抵抗とリアクタンスの2乗和の平方根となります。
|%Z| = √(62 + 82) % =10%
短絡容量 PB [MV・A] は、基準容量を PA として、次のようになります。
PB = PA/|%Z| × 100 = 10/10 × 100 =100 [MV・A]
×
誤りです。計算と異なる結果です。
×
誤りです。計算と異なる結果です。
〇
正解です。解説の計算通りの結果です。
×
誤りです。計算と異なる結果です。
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