1級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
(旧)平成30年度 問34
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す3回線スポットネットワーク受電方式において、ア〜ウに該当する機器の名称の組合せとして、正しいものはどれか。
- (ア)ネットワーク変圧器 (イ)プロテクタヒューズ (ウ)プロテクタ遮断器
- (ア)テイクオフ装置 (イ)ネットワーク変圧器 (ウ)プロテクタヒューズ
- (ア)プロテクタヒューズ (イ)ネットワーク変圧器 (ウ)テイクオフ装置
- (ア)ネットワーク変圧器 (イ)プロテクタ遮断器 (ウ)テイクオフ装置
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この過去問の解説 (3件)
01
3回線スポットネットワーク受電方式は、変電所からは3回線の配電線が送り出されています。
そのため、3回線のうち1回線が故障しても、他の正常な回線より無停電で受電を継続することができます。
機器の名称の組み合わせは覚えましょう。
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02
スポットネットワーク受電方式とは、複数の特別高圧配電線路から給電される、複数のネットワーク変圧器を並列運転し、低圧ネットワーク母線に電力を供給する方式のことです。
主な目的が、電力の安定供給にあるため、個々の変圧器のトラブルが全体に波及しないように保護する装置が必要になります。
各系統の一次側から順に、一次側との切り離しを行なうための「ネットワーク変圧器」・過電流保護を行なう「プロテクタヒューズ」・二次側からの逆電力による波及事故が生じないように「プロテクタ遮断器」を設置します。
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03
3回線スポットネットワーク受電方式に関する問題です。
スポットネットワーク受電は、電力会社の変電所から、3回線の配電線を引いて、それぞれがT分岐して受電します。
需要家側は、3つの回線ごとに
受電用断路器-ネットワーク変圧器-ネットワークプロテクタ(プロテクタ用ヒューズとプロテクタ遮断器)
を設置します。
二次側は、同一の母線への接続は並列に行われます。
以上の方式が、3回線スポットネットワーク受電方式です。
〇
図の上から順に、
ネットワーク変圧器 - プロテクタヒューズ - プロテクタ遮断器
です。
×
テイクオフ装置は、低圧ネットワーク母線の下に位置します。
×
アとイが逆で、テイクオフ装置は、低圧ネットワーク母線の下です。
×
アとイの順番はこのままで、アとイの間にプロテクタヒューズが入ります。ウはさらにその下です。
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