1級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
(旧)平成30年度 問41
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
消防用設備とこれを有効に作動できる非常電源の容量の組合せとして、「消防法」上、誤っているものはどれか。
消防用設備 非常電源の容量
消防用設備 非常電源の容量
- 非常警報設備 10分間以上
- 排煙設備 20分間以上
- スプリンクラー設備 30分間以上
- 不活性ガス消火設備 1時間以上
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この過去問の解説 (3件)
01
排煙設備は30分以上と定められていますので、20分は誤りです。
他に
・警報設備系は10分間
(非常警報・自火報・ガス漏れ火災警報設備)
・誘導灯は20分
・不活性ガス消火設備は60分
・連結送水管設備は120分
・その他、消火設備関係、非常コンセントは30分間以上
となっています。
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02
排煙設備の非常電源の容量は30分以上です。
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03
「消防法」で決められた、消防用設備と有効に作動できる非常電源の容量に関する問題です。
非常電源の種類には、非常電源専用受電設備、自家発電設備、蓄電池設備か燃料電池設備があります。それぞれの防災設備に必要か区分されています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
防災設備 非常電源容量(以上)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
屋内消火栓設備 30分間
スプリンクラー設備 30分間
水噴霧消火設備 30分間
泡消火設備 30分間
不活性ガス消火設備 1時間
ハロゲン化物消火設備 1時間
粉末消火設備 1時間
屋外消火栓設備 30分間
自動火災報知設備 10分間
ガス漏れ火災警報設備 10分間
非常警報設備 10分間
誘導灯 20分間
排煙設備 30分間
連結送水管 2時間
非常コンセント設備 30分間
無線通信補助設備 30分間
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〇
正解です。10分間以上です。
×
誤りです。排煙設備は、30分間以上です。
〇
正解です。30分間以上です。
〇
正解です。1時間以上です。
<参考>
この非常電源容量の問題は、良く出ます。このようにまとまって出る場合、4つの文の1つに時間が入っている場合など、出題法は様々です。
ただし、同じ消防設備が出ることは無いようですので、今回、せっかくなので一覧にしてみました。
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