1級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
(旧)平成30年度 問52

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

平板測量に用いられる測量用器具の名称として、適当なものはどれか。
  • セオドライト(トランシット)
  • 標尺
  • アリダード
  • レベル

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1.セオドライトは水平角や高度角などの角度測定のための測量機器なので、平板測量には使用しません。

2.標尺は水準測量で使用し、計測点に垂直に立て、水準儀の水平視線の高さを読むための目盛り尺ですので、平板測量には使用しません。

3.アリダードは、平板上に置いて目標地点をみることで、方向を決めるために平板測量で使用されます。

4.レベルは、レンズを覗くとみえる視準線を常に水平に保つ構造となっており、水準測定で使用し、平板測定には使用しません。

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02

正解は、3 です。

「アリダード」とは地図を作るための平板測量に使う器具です。
現在位置から見える周囲の対象物を測定し、対象物が実際にどの方向に見えるかを図面に記入していくために使われます。

以下、他の選択肢について概述します。

1.「セオドライト(トランシット)」は角度(水平角・鉛直角度)を測定する器具です。

2.「標尺」とは目盛りのついた棒で、他の器具と組み合わせて高さを測るために使います。

4.「レベル」は、高さを測定するための器械で、水平方向に回転する望遠鏡がついたものです。
高さを測りたい場所に立てた標尺の目盛りを読み取ることで、高低差を測ります。

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03

測量に用いられる測量用器具の問題です。

平板測量は、測量器具を使って、距離や角度、そして高低差を測定し、測定後直ちに一定の縮尺で図面に表す(図面作成)測量方法です。

測量するための器具には、図板と三脚、測量器具、求心器と下げ振り、測量針と磁針箱、巻尺とポールを使います。

選択肢1. セオドライト(トランシット)

×

三角測量で、各辺の長さと方向角、各点の位置を決める方法です。

セオドライトは、1地点で、2点間の水平角と垂直角を測定します。

選択肢2. 標尺

×

水準測定で、距離や高さを求めるために、レベルとともに使用する目盛のついた尺度です。

選択肢3. アリダード

平板測量で、使用する測量器具です

定規の両端に視準板、中央部に気泡管、両側に外心かんがあって、平板上で方位、傾斜を決め、距離を求めてから直接平板上に方向線を描きます。

選択肢4. レベル

×

水準測量に使用する測量器で、気泡管で望遠鏡の視準線を水平にして、2本の標尺の目盛りを読取って、2点間の高低差を求めます。

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