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1級電気工事施工管理技士の過去問 平成30年度(2018年) (旧)平成30年度 問63

問題

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低圧屋内配線の金属ダクト工事に関する記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、不適当なものはどれか。
   1 .
金属ダクトを造営材に取り付けるので、水平支持点間の距離を3m以下とし、かつ、堅ろうに取り付けた。
   2 .
金属ダクト内でやむを得ず電線を分岐したので、接続点を容易に点検できるようにした。
   3 .
電線の温度上昇を低減するため、金属ダクトの終端部を開放し通気性を良くした。
   4 .
三相3線式400V配電の幹線を収める金属ダクトには、C種接地工事を施した。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問63 )
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この過去問の解説 (3件)

24
正解は3です。

1.第162条第3項第2号で
「ダクトを造営材に取り付ける場合は、ダクトの支持点間の距離を3m(取扱者以外の者が出入りできないように措置した場所において、垂直に取り付ける場合は、6m)以下とし、堅ろうに取り付けること。」
とされており、正しい記述です。

2.第162条第3号で
「ダクト内では、電線に接続点を設けないこと。ただし、電線を分岐する場合において、その接続点が容易に点検できるときは、この限りでない。」
とされており、正しい記述です。

3.第162条第3項第4号で「ダクトの終端部は、閉そくすること。」
となっており、不適当です。

4.第162条第3項第8号で
「低圧屋内配線の使用電圧が300Vを超える場合は、ダクトには、C種接地工事を施すこと。」
とされており、正しい記述です。

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11
正解は、3 です。

金属ダクトの終端部は閉そくしなければなりません。

そもそも金属ダクトの温度上昇を低減するために、金属ダクトに収める電線の断面積合計は、金属ダクトの断面積の20%以下にしなければならず、この規定を守っているなら、それほどの温度上昇は生じないはずです。

他の、1・2・4 は正しく述べています。

3

「電気設備の技術基準とその解釈」に対して、低圧屋内配線の金属ダクト工事に関する問題です。

選択肢1. 金属ダクトを造営材に取り付けるので、水平支持点間の距離を3m以下とし、かつ、堅ろうに取り付けた。

金属ダクトを造営材に取り付けるときは、ダクトの支持間隔は 3 m 以下として、堅ろうに取り付けます。

なお、取扱者以外が出入りできないところでは、垂直に取り付けたときの支持間隔は、6 m 以下です。

選択肢2. 金属ダクト内でやむを得ず電線を分岐したので、接続点を容易に点検できるようにした。

ダクト内では接続点を設けないようにします。しかし、電線を分岐したときの接続点が容易に点検できる場合は、接続しても良しとします。

選択肢3. 電線の温度上昇を低減するため、金属ダクトの終端部を開放し通気性を良くした。

×

ダクトの終端部は閉そくします。

ダクトが電線で温度上昇することは分かっていることなので、当初から、ダクトの大きさや収納する電線の本数などを考慮して、ダクトを設計すべきです。

「金属ダクトの終端部を開放し通気性を良くした」は誤りです。

選択肢4. 三相3線式400V配電の幹線を収める金属ダクトには、C種接地工事を施した。

使用電圧が、300 V を超えるときは、ダクトはC種接地工事を行います。

ただし、接触防護措置を施す場合は、D種接地工事が認められます。

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