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1級電気工事施工管理技士の過去問 平成30年度(2018年) (旧)平成30年度 問72

問題

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アロー形ネットワーク工程表を用いて工程の短縮を検討する際に留意する事項として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
各作業の所要日数を検討せずに、全体の作業日数を短縮してはならない。
   2 .
直列になっている作業を並列作業に変更してはならない。
   3 .
機械の増加が可能であっても増加限度を超過してはならない。
   4 .
品質及び安全性を考慮せずに、作業日数を短縮してはならない。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問72 )
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この過去問の解説 (3件)

22
正解は2です。

行程短縮を検討する方法の一つは
「直列になっている作業を見直し、例えば作業準備などを並行に行うなどして、並列作業に変更する」
ことです。
したがって、選択肢2は不適当です。

付箋メモを残すことが出来ます。
9
正解は、2です。

アロー形ネットワーク工程表は、工程の前後関係を視覚的に表すことにより、作業の順序変更や並列作業化できる部分があるかどうかを見極める助けになります。

そのようにして工程の短縮を図るため、2が不適当な記述です。

他の、1・3・4 は正しく述べています。

4

アロー形ネットワーク工程表を用いて、工程の短縮を検討する際に留意する事項についての問題です。

選択肢1. 各作業の所要日数を検討せずに、全体の作業日数を短縮してはならない。

例えば全体工程が1日遅れているから、何かの作業を1日短縮しようと短絡的に実行してはいけません。

各作業の所要日数を1日といえども、工程を短縮した場合の他に与える影響を検討・確認して、問題なければ日数の短縮が可能です。

しかし、何らかの影響が出るようなら、短縮することはできません。

選択肢2. 直列になっている作業を並列作業に変更してはならない。

×

直列になっている作業も、作業を細分化して検討すると、平行して作業を進めることが可能です。

例えば、Aの作業後にBの作業に入る工程があったとき、Aの作業をしながら、Bの作業の前準備作業が可能であれば、それを並行作業で行うことで、A作業の終了後に、B作業は当初の工程より短い工程で進めることが可能です。

良く検討もせずに、「直列になっている作業を並列作業に変更してはならない」は、誤りです。

選択肢3. 機械の増加が可能であっても増加限度を超過してはならない。

人や機械を増やせば工程が短縮できたとしても、コストが超過することは避けなければならず、どこまでの増加が可能かの増加限度を検討します。

選択肢4. 品質及び安全性を考慮せずに、作業日数を短縮してはならない。

品質や安全対策に掛かる日数を減らせば工程短縮は可能ですが、品質と安全が低下する場合は、工程短縮は行いません。

安全対策を怠って、人身事故が起きれば、その対応で1ヶ月くらい作業中断が起こることもあります。

また、品質を低下させれば、完成後に、思わぬトラブルが発生することがあり対処に時間と多大なコストがかかり、何のための工程短縮か、後悔するだけです。

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