1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午前 ハ 問51
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午前 ハ 問51 (訂正依頼・報告はこちら)
200 m3の砂質土の地山を掘削し締め固める場合に、その土のほぐした土量又は締め固めた土量として、正しいものはどれか。ただし、ほぐし率L=1.25、締固め率C=0.9とする。
- ほぐした土量 :222.2 m3
- ほぐした土量 :250.0 m3
- 締め固めた土量:160.0 m3
- 締め固めた土量:200.0 m3
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この過去問の解説 (3件)
01
一般的に、地山からほぐすと体積は増え、締め固めると
体積は減ります。
地山の土量から、ほぐした土量、締固めた土量を求める場合、
地山の土量を基準の1として考えますので、
それぞれ、ほぐし率(L)締固め率(C)を掛けます。
ほぐした土量=地山の土量(200)× ほぐし率(1.25)
=250(㎥)
締固めた土量=地山の土量(200)× 締固め率(0.9)
=180(㎥)
となります。
問題の中で正しいのは【2】ほぐした土量250(㎥)です。
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02
逆に締め固めた場合は体積が減ります。
ほぐした場合の計算は下記になります。
ほぐした土量=地山の土量(200)✕ほぐし率(1.25)=250(m3)
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03
地山を掘削して締め固めるときに、土のほぐした土量又と締め固めた土量に関する問題です。
地山を掘削し、ほぐしたから締固めを行いますが、地山、ほぐし、締固めの状態によりそれぞれの土の体積が異なります。
ほぐし率、締固め率は次のように求められます。
ほぐした土量 [m3]
L = ――――――――
地山の土量 [m3]
締め固めた土量 [m3]
C = ―――――――――
地山の土量 [m3]
L = 1.25 、 C = 0.9 、地山の土量 = 200 m3 分かっていますので、
ほぐした土量 [m3] = 地山の土量 × L = 200 × 1.25 = 250.0 [m3]
締め固めた土量 [m3] = 地山の土量 × C = 200 × 0.9 =180.0 [m3]
×
誤りです。ほぐした土量は、250.0 [m3] です。
○
正解です。解説どおりの計算結果です。
×
誤りです。締め固めた土量は、180.0 [m3] です。
×
誤りです。締め固めた土量は、180.0 [m3] です。
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