1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午前 ハ 問52

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午前 ハ 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

水準測量に関する記述として、不適当なものはどれか。
  • 器械高とは、測定器の三脚の高さをいう。
  • 水準測量の基準となる点を、水準点(ベンチマーク)という。
  • 視準軸誤差とは、視準線(視準軸)が気泡管軸と平行でないことによって生じる誤差をいう。
  • 後視とは、レベルを据えて、標高のわかっている点を視準すること、又はその読みをいう。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【1】です。

水準測量の用語で器械高とは、
基準面からの視準(レベル)の標高をいいます。
測定器の三脚の高さは誤りです。

【2】
水準点(ベンチマーク)といい、
標高のわかっている基準となる点(高さ)をいいます。

【3】
問題通り、視準線のレベルが水平でない為に起きてしまいます。
水準測定で大きな誤差となりますので注意が必要です。

【4】
問題通り、標高のわかっている点からの視準線(レベル)
の読みを後視といいます。
また、標高を求めようとする点の読みを前視といいます。

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02

器械高とは基準の高さから機械を覗く高さ(レベル)のことです。
三脚の高さは誤りです。

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03

水準測量に関する問題です。

選択肢1. 器械高とは、測定器の三脚の高さをいう。

×

器械高は、レベルを据え付けたとき、望遠鏡の視準線の高さです。

「測定器の三脚の高さ」は誤りです。

選択肢2. 水準測量の基準となる点を、水準点(ベンチマーク)という。

ベンチマークは、土地の高さの基準点で、高さの基準は新たに杭を設けて設定します。あるいは、既存の建造物の高さとします。

選択肢3. 視準軸誤差とは、視準線(視準軸)が気泡管軸と平行でないことによって生じる誤差をいう。

視準軸誤差は、レベルの視準軸と気泡管軸が平行でないとき、標尺を読取るときに起こる誤差です。

個の誤差は、2点間の視準距離を等しくすると、誤差が同じ値となり、誤差を消去できます。

選択肢4. 後視とは、レベルを据えて、標高のわかっている点を視準すること、又はその読みをいう。

後視は、レベルを据えて、標高の分かっている点に標尺を立て、視準するときの読みのことです。

なお、前視は、求めようとする高さの点に設置した標尺の読みのことです。

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