1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午前 ロ 問46
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 ロ 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
電気鉄道の常置信号機のうち、現示が灯列式の信号機として、適当なものはどれか。
- 場内信号機
- 中継信号機
- 出発信号機
- 閉そく信号機
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この過去問の解説 (3件)
01
灯列式の信号機とは、複数の白色灯の点灯・消灯の組み合わせで信号を伝えるものです。
常置信号機のうち、現示が灯列式の信号機なのは、中継信号機だけです。
なお中継信号機とは、本来の信号機が地形などにより確認し難い場合に従属的に設置される(主信号機の内容を遠方へ伝達するものであり、従属信号機と呼ぶ)ものです。
他の、1・3・4 は主信号機であり、いずれも赤・黄・緑といった点灯色で現示する色灯式が用いられています。
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02
正解は【2】です。
現示とは、鉄道用語で現在の状態を示す事です。
灯列式は点灯の並びで、その状態を示す方式です。
色灯式は道路の信号のように、色によってその状態を示す方式です。
中継信号機は、その先にある主信号機の状態を手前で伝えるもので、
灯列式で使われますので、適当です。
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03
電気鉄道の常置信号機に関しての問題です。
現示とは、信号の指示内容を表すことです。
灯列式信号機とは、灯の配列とその点灯の位置によって、信号を現示する信号機です。
信号機の内方とは、信号機が現示していない側で、列車を防護している方向です。
信号機の外方とは、信号機が信号を現示している方向です。
×
場内信号機は、停車場の入口側に設置された主信号機です。列車が停車場内に進入してよいか、進入できるなら何番かを指示します。
信号機の現示が灯列式の信号機の現示ではありません。
〇
出発信号機や閉そく信号機に従属して、信号機が現示する信号を中継して、外方で主体の信号機の信号現示を中継する信号機です。
中継信号機の現示が灯列式の信号機の現示です。
×
出発信号機は、停車場の出発線に設けられた主信号機です。出発する列車に対し、信号機の前が開通しているかどうかを指示します。
信号機の現示が灯列式の信号機の現示ではありません。
×
列車を運転する本線では、1つの列車に一定の区間を占有させて安全を確保します。
この一定の区間が閉そく区間です。
閉そく信号機は、閉そく区間の入口に設けて、列車に進入してよいかどうか、または速度を指示します。
信号機の現示が灯列式の信号機の現示ではありません。
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