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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和2年度(2020年) 午前 ハ 問49

問題

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空気調和設備の熱源機器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
吸収冷温水機は、冷媒に臭化リチウム水溶液が用いられている。
   2 .
吸収冷温水機は、油やガスなどを燃焼させて、冷水をつくることができる。
   3 .
ヒートポンプは、冷房用及び暖房用として兼用される熱源機器である。
   4 .
ヒートポンプは、採熱方法の違いにより、空気熱源式や水熱源式などに区分される。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 ハ 問49 )
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この過去問の解説 (3件)

24
正解は、1 です。

吸収冷温水機で冷媒として用いられているのは水です。

吸収冷温水機では臭化リチウム水溶液が使用されていますが、目的は水蒸気から水を吸収するためであり冷媒としてではありません。

他の、2・3・4 は正しく述べています。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

正解は【1】です。

吸収冷温水器は、冷媒にフロンに変わって、水を使用します。

水は大気圧では100℃で沸騰、蒸発しますが、真空状態では約6℃ほどで蒸発します。

蒸発する際に周りの熱を奪う原理を利用した、冷房システムです。

臭化リチウムは水を吸収しやすい特性をもっています。

水→水蒸気→水の循環過程において、水蒸気を集める役割に利用されます。

冷媒としては使用しませんので不適当です。

(2)水蒸気を作る際に、水を燃焼させるのに、燃料を使用します。

(3)(4)

ヒートポンプとは、エアコンなどに利用されている、

「熱は高い方から低い方に移動する」という性質を利用し、

冷媒体を圧縮し高温にして暖房に使用したり、

膨張させ周りの熱を奪い、冷房に使用したりします。

また熱源の違いにより、空気を熱源にした空冷式(エアコン等)、

水を熱源にした水冷式があります。

0

空気調和設備の熱源機器に関する問題です。

選択肢1. 吸収冷温水機は、冷媒に臭化リチウム水溶液が用いられている。

×

吸収冷温水機は、室内機の循環水と水を掛けることで、水の蒸発力で循環水が冷却します。かけた水は蒸発によって水蒸気となり、臭化リチウムに吸収されます。

したがって、吸収冷温水機の冷媒は 水 です。臭化リチウム水溶液は、水が水蒸気になったものを吸収する吸収剤です。

「冷媒に臭化リチウム水溶液が用いられ」は誤りです。

選択肢2. 吸収冷温水機は、油やガスなどを燃焼させて、冷水をつくることができる。

水蒸気を吸収した臭化リチウム水溶液を、ガスなどで加熱して濃い臭化リチウム水溶液となります。同時に、水蒸気を吸収した臭化リチウム水溶液は溶液中の水を蒸発させて水蒸気として、クーリングタワーを介して冷水となります。

選択肢3. ヒートポンプは、冷房用及び暖房用として兼用される熱源機器である。

ヒートポンプは暖房時には、冷媒を熱交換して温めて、圧縮機でさらに温度を上げて、温高温の冷媒と水を熱交換してお湯にして暖房とします。

冷房時は逆に、冷たい冷媒と熱交換器で水を冷やして冷房とします。冷媒は圧縮機で温度が上がった冷媒を熱交換器で温度を下げ、膨張弁で温度を下げて冷たい冷媒となります。

以上から、ヒートポンプは、冷房用及び暖房用として兼用されます

選択肢4. ヒートポンプは、採熱方法の違いにより、空気熱源式や水熱源式などに区分される。

ヒートポンプは電動機で低温から高温に熱を移動させますが、熱を運ぶときには、低音部で熱を吸収し、高温分で排出する冷媒を使います。

熱を吸収するには冷媒の蒸発潜熱、熱を排出するには冷媒の凝縮潜熱が利用されます。

採熱源によって、空気を熱源とする空気熱源ヒートポンプ、地下水を熱源とする水熱源ヒートポンプに分けられます。

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