1級電気工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問85 (午後 ハ 問85)

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 問85(午後 ハ 問85) (訂正依頼・報告はこちら)

電気工事業に関する記述として、「電気工事業の業務の適正化に関する法律」上、定められていないものはどれか。
  • 登録電気工事業者の登録の有効期間は、5年である。
  • 電気工事業者とは、登録電気工事業者及び通知電気工事業者をいう。
  • 電気工事業者は、一般用電気工作物に係る電気工事の業務を行う営業所ごとに、主任電気工事士を置かなければならない。
  • 電気工事業者は、営業所ごとに帳簿を備え、省令で定める事項を記載し、記載の日から3年間保存しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

電気工事業の業務の適正化に関する法律施行規則では、「帳簿は、記載の日から五年間保存しなければならない」と定めています。

他の1・2・3は定められている正しい記述です。

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02

「電気工事業の業務の適正化に関する法律」上、電気工事業に関する言葉の定義や、規定事項などの問題です。

選択肢1. 登録電気工事業者の登録の有効期間は、5年である。

〇 正解です。

登録電気工事業者は、電気工事業を営もうと登録を受けた者です。その登録電気工事業者の登録の有効期間は、5年です。

(「電気工事業の業務の適正化に関する法律」第3条)

選択肢2. 電気工事業者とは、登録電気工事業者及び通知電気工事業者をいう。

〇 正解です。

電気工事業者とは、登録電気工事業者及び通知電気工事業者です。

(「電気工事業の業務の適正化に関する法律」第2条)

選択肢3. 電気工事業者は、一般用電気工作物に係る電気工事の業務を行う営業所ごとに、主任電気工事士を置かなければならない。

〇 正解です。

登録電気工事業者は、一般用電気工作物等に係る電気工事の業務を行う営業所ごとに、一般用電気工事の作業を管理させる主任電気工事士を、置かなければなりません。

主任電気工事士は、第一種電気工事士か電気工事士法による第二種電気工事士免状の交付後三年以上の実務の経験を有する人から選出します。

(「電気工事業の業務の適正化に関する法律」第19条)

選択肢4. 電気工事業者は、営業所ごとに帳簿を備え、省令で定める事項を記載し、記載の日から3年間保存しなければならない。

× 誤りです。

電気工事業者は、営業所ごとに帳簿を備え、業務に関しての省令で定める事項を記載し、これを保存しなければなりません。

保存期間は、記載の日から、5年間です。

したがって、3年間の保存は誤りです

(「電気工事業の業務の適正化に関する法律」第26条)

(「電気工事業の業務の適正化に関する法律施行規則」第13条)

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03

「電気工事業の業務の適正化に関する法律」では、電気工事業者の登録、有効期間、帳簿管理、主任電気工事士の配置など、業務を適正に行うための要件が詳細に定められています。本問では、これらの規定に基づいて正誤を判断する必要があります。

選択肢1. 登録電気工事業者の登録の有効期間は、5年である。

登録電気工事業者の登録有効期間は5年間と定められており、更新手続きが必要です。

選択肢2. 電気工事業者とは、登録電気工事業者及び通知電気工事業者をいう。

「電気工事業者」は、「登録電気工事業者」と「通知電気工事業者」の両方を指します。

選択肢3. 電気工事業者は、一般用電気工作物に係る電気工事の業務を行う営業所ごとに、主任電気工事士を置かなければならない。

一般用電気工作物に係る電気工事を行う場合、営業所ごとに主任電気工事士を置くことが義務付けられています。

選択肢4. 電気工事業者は、営業所ごとに帳簿を備え、省令で定める事項を記載し、記載の日から3年間保存しなければならない。

帳簿の保存期間は「3年間」ではなく「5年間」と定められています。

まとめ

登録電気工事業者の登録の有効期間は5年である。
登録電気工事業者の有効期間は5年間と定められており、更新手続きが必要です。

電気工事業者とは、登録電気工事業者及び通知電気工事業者をいう。
電気工事業者は「登録電気工事業者」と「通知電気工事業者」の両方を指します。

電気工事業者は、一般用電気工作物に係る電気工事の業務を行う営業所ごとに、主任電気工事士を置かなければならない。
一般用電気工作物に係る電気工事を行う場合、営業所ごとに主任電気工事士の設置が義務付けられています。

電気工事業者は、営業所ごとに帳簿を備え、省令で定める事項を記載し、記載の日から3年間保存しなければならない。
帳簿の保存期間は「3年間」ではなく「5年間」と定められています。

 

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