1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午後 ハ 問90

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午後 ハ 問90 (訂正依頼・報告はこちら)

建設業における店社安全衛生管理者の職務として、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
  • 協議組織の会議に随時参加すること。
  • 少なくとも毎月1回労働者が作業を行う場所を巡視すること。
  • 労働者の作業の種類その他作業の実施の状況を把握すること。
  • 作業場所における機械、設備等の配置に関する計画を作成すること。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4です。

1・2・3は店社安全衛生管理者の職務であり、他に現場代理人等の統括安全衛生管理を担当する者への指導を行なうことが含まれています。

また仕事の工程に関する計画及び作業場所における機械、設備等の配置に関する計画について、その措置が講じられていることを確認することも職務です。

つまり計画そのものを作成することではなく、法令等に従って正しい措置が取られているかどうかを確認するのが職務です。

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02

「労働安全衛生法」上、建設業における店社安全衛生管理者の職務に関する問題です。

店社安全衛生管理者の職務については、「労働安全衛生規則」第18条の8に、次のように定められています。

➀ 少なくとも毎月1回法第15条の3第1項又は第2項の労働者が作業を行う場所を巡視する。

② 法第15条の3第1項又は第2項の労働者の作業の種類や作業の実施状況を把握する。

③ 法第30条第1項の協議組織の会議に随時参加する。

④ 法第30条第1項第5号の計画に関し、措置が取られていることを確認する。

選択肢1. 協議組織の会議に随時参加すること。

〇 定められています。

解説の ③ の通りです。

選択肢2. 少なくとも毎月1回労働者が作業を行う場所を巡視すること。

〇 定められています。

解説の ➀ の通りです。

選択肢3. 労働者の作業の種類その他作業の実施の状況を把握すること。

〇 定められています。

解説の ② の通りです。

選択肢4. 作業場所における機械、設備等の配置に関する計画を作成すること。

× 定められていません。

解説の ④ に関しては、特定元方事業者等が、仕事の工程に関する計画と作業場所での機械や設備の配置計画を作成して、機械や設備を使用する作業に対し請負人が法律や命令の規定に沿った措置について指導します。

店社安全衛生管理者は、計画に対しての措置が取られていることを確認します

したがって、店社安全衛生管理者が、「作業場所における機械、設備等の配置に関する計画を作成する」ことは誤りです

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