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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年) 午前 ハ 問51

問題

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水準測量に関する記述として、不適当なものはどれか。
   1 .
器械高とは、器械を水平に据え付けたときの三脚の高さをいう。
   2 .
水準点(ベンチマーク)は、水準測量の基準として用いられる。
   3 .
標尺が前後に傾いていると、標尺の読みは正しい値より大きくなる。
   4 .
前視とは、レベルを据えて、標高の不明点を視準すること、又はその読みをいう。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 午前 ハ 問51 )
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この過去問の解説 (3件)

7

1は間違い。器械高は、レベルを据え付けた際の望遠鏡の視準線の高さで、三脚の高さではない。

2は正しい。水準点とは、正確な高さを求める測量をおこなうために、国土地理院が作った高さの基準となる点のことです。

3は正しい。標尺(ひょうしゃく)とは、水準測量で用いる物差のことです。前後に傾くと、正しい値の上の目盛りを読んでしまうので、大きくなる。

4は正しい。直接水準測量では、未知点と既知点のほぼ中間にレベルを設置して、レベルから両方の高さを測定し、未知点の高低差を求める。前視(ぜんし)とは、高さを求めようとする点に設置した標尺の読みのこと。後視は既知点に設置した標尺の読みのことをいう。

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2

水準測量に関する問題です。

選択肢1. 器械高とは、器械を水平に据え付けたときの三脚の高さをいう。

✕ 誤りです。

器機高は、望遠鏡のレンズの真ん中の高さです。

選択肢2. 水準点(ベンチマーク)は、水準測量の基準として用いられる。

〇 正しいです。

その高さが既知であると設定した位置の事です。

選択肢3. 標尺が前後に傾いていると、標尺の読みは正しい値より大きくなる。

〇 正しいです。

標尺が前後に傾いていると、その分、望遠鏡で観測した標尺の読みは、

正しい値より大きくなります。

選択肢4. 前視とは、レベルを据えて、標高の不明点を視準すること、又はその読みをいう。

〇 正しいです。

標高の不明点と既知点の中間ぐらいのところに、レベルを設置します。

標高の不明点を測量する事を前視、

既知点を測量する事を後視といいます。

まとめ

電気工事では、鉄塔を立てたり、アンテナ塔を立てたりする時に、

測量が必要になる場合があります。

2

水準測量は、レベルという目盛を読む測定機械と、標尺とを使って2点間の高低差を求める方法です。

そのような水準測量に関する問題です。

選択肢1. 器械高とは、器械を水平に据え付けたときの三脚の高さをいう。

× 誤りです。

器械高は、レベルを据え付けたときの望遠鏡の視準線の高さです。器高とも言います。

したがって、「三脚の高さをいう」は誤りです

選択肢2. 水準点(ベンチマーク)は、水準測量の基準として用いられる。

〇 正しいです。

ベンチマークは、土地の位置や高さの基準点です。高さを基準点とする場合は、すでに高さの分かる建造物や、新たに杭を打った高さをベンチマークとします。

選択肢3. 標尺が前後に傾いていると、標尺の読みは正しい値より大きくなる。

〇 正しいです。

傾いた標尺の読みは、傾いたことによる読みの分から真の高さを引いた分だけ、大きくなります。

選択肢4. 前視とは、レベルを据えて、標高の不明点を視準すること、又はその読みをいう。

〇 正しいです。

前視は、標高を求めようとする点に設置した標尺の、レベルによる読みのことです。

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