1級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
午後 イ 問60
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 午後 イ 問60 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示すバーチャート工程表及び進度曲線に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 6月末における全体の実施出来高は、約60%である。
- 6月末の時点では、予定出来高に対して実施出来高が上回っている。
- 7月は、盤類取付工事の施工期間が、他の作業よりも長くなる予定である。
- 7月末での配線工事の施工期間は、50%を超える予定である。
- 受電設備工事は、盤類取付工事の後に予定している。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
3について、
配線工事は6月から8月まで継続作業となっており、
配線工事の7月は100%です。
盤類取り付け工事は、7月上旬から7月末までの作業となっており、
盤類取り付け工事の7月は約95%です。
したがって、7月の最も長い作業は配線工事であり、選択肢3は誤りです。
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02
バーチャート工程表及び進度曲線に関する問題です。
〇 正しいです。
進度曲線から、全体の実施出来高は、約60%です。
〇 正しいです。
6月末の時点では、予定進度曲線に対して実施進度曲線が上回っています。
✕ 誤りです。
7月は、盤類取付工事の施工期間が約25日ですが、
配線工事の施工期間は約30日です。
〇 正しいです。
配線工事の施工期間は全体で7カ月ですが、
7月末での施工期間は4カ月で、50%を超える予定です。
〇 正しいです。
バーチャート工程表及び進度曲線は、よく現場で使われる管理ツールです。
個々の工事の進捗は管理できますが、工事相互の関連性については分かりません。
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03
図で表したバーチャート工程表及び進度曲線に関する問題です。
〇 正しいです。
実施進度曲線が、6月末で出来高60%に達しています。
〇 正しいです。
6月末の予定出来高は50%に対し、実施出来高は60%になっていて、予定に対して実施が上回っています。
× 誤りです。
7月は盤類取付は25日間予定に対し、配線工事は30日間の予定です。
したがって、「盤類取付工事施工期間が、他作業より長くなる」は誤りです。
〇 正しいです。
7月末には、配線工事は70日予定に対し、40日終了の予定で、67%終了となって、50%を超えます。
〇 正しいです。
盤類取付工事が7月末に終了し、受電設備工事は8月10日から始まる予定です。
盤類取付工事の後に、受電設備工事を始めるのは工程通りです。
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