1級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
午前 ハ 問51

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 午前 ハ 問51 (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事に使用する締固め機械に関する記述として、不適当なものはどれか。
  • ロードローラは、平滑車輪により締め固めを行うもので、路床の仕上げ転圧に適している。
  • タイヤローラは、空気入りタイヤの特性を利用して締め固めを行うもので、土やアスファルト混合物などの締め固めに適している。
  • 振動ローラは、ローラの表面の突起による静的荷重により締め固めを行うもので、土塊や岩塊などの締め固めに適している。
  • 振動コンパクタは、起振機を平板の上に直接装備したもので、ローラが走行できないのり面やみぞ内の締め固めに適している。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

選択肢1. ロードローラは、平滑車輪により締め固めを行うもので、路床の仕上げ転圧に適している。

正しいです。

選択肢2. タイヤローラは、空気入りタイヤの特性を利用して締め固めを行うもので、土やアスファルト混合物などの締め固めに適している。

正しいです。

選択肢3. 振動ローラは、ローラの表面の突起による静的荷重により締め固めを行うもので、土塊や岩塊などの締め固めに適している。

ローラー内に取り付けてある起振装置で振動を発生し締固めを行う機械であり、砂や砂利の締固めに使用します。そのため、ローラの表面の突起による静的荷重により締め固めは誤りです。

選択肢4. 振動コンパクタは、起振機を平板の上に直接装備したもので、ローラが走行できないのり面やみぞ内の締め固めに適している。

正しいです。

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02

締固めに使用する建設工事用締固め機械に関する問題です。

選択肢1. ロードローラは、平滑車輪により締め固めを行うもので、路床の仕上げ転圧に適している。

〇 正解です。

ロードローラは、アスファルト舗装、路盤の締固め、路床の仕上げ転圧に使用されます。

マカダムローラとタンデムローラの2機種があります。

選択肢2. タイヤローラは、空気入りタイヤの特性を利用して締め固めを行うもので、土やアスファルト混合物などの締め固めに適している。

〇 正解です。

路盤や路床の締固めに使用され、アスファルトや土の締固めにも向いていることから、建設省の指定機械となっています。

選択肢3. 振動ローラは、ローラの表面の突起による静的荷重により締め固めを行うもので、土塊や岩塊などの締め固めに適している。

× 誤りです。

振動ローラは、起振機による振動をローラに伝え、自重と合わせて締固めます。岩塊や粒子状の砂利などに締固め効果が発揮できます。

ローラの表面の突起による静的荷重により締め固めるは、誤りです

選択肢4. 振動コンパクタは、起振機を平板の上に直接装備したもので、ローラが走行できないのり面やみぞ内の締め固めに適している。

〇 正解です。

起振機を平板に組合せ、振動板を起振機で振動させて締固めを行います。通常のローラでは締固めができない場所の締固めに適しています。

参考になった数1

03

建設工事に使用する締固め機械に関するです。

選択肢1. ロードローラは、平滑車輪により締め固めを行うもので、路床の仕上げ転圧に適している。

〇 正しいです。

 

ロードローラーは、路床の仕上げ転圧に使用され、大きな円筒状の鉄製車輪が特徴です。

 

選択肢2. タイヤローラは、空気入りタイヤの特性を利用して締め固めを行うもので、土やアスファルト混合物などの締め固めに適している。

〇 正しいです。

 

タイヤローラーはゴム製の車輪をもつ軽量なローラーで、

アスファルト舗装の仕上げによく使用されます。

選択肢3. 振動ローラは、ローラの表面の突起による静的荷重により締め固めを行うもので、土塊や岩塊などの締め固めに適している。

✕ 誤りです。

 

振動ローラーは、自重と動的荷重の合力で土塊や岩塊を締め固めます。

選択肢4. 振動コンパクタは、起振機を平板の上に直接装備したもので、ローラが走行できないのり面やみぞ内の締め固めに適している。

〇 正しいです。

 

振動コンパクタは、ローラが走行できない細かな部分を締固める、

小型の手押し式の機械です。

まとめ

建設機械については、図や写真で確認することが大切で、記憶にも残ります。

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