1級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
午前 ハ 問52
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 午前 ハ 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄塔の基礎に関する次の記述に該当する基礎の名称として、適当なものはどれか。
「勾配の急な山岳地に適用され、鋼板などで孔壁を保護しながら円形に掘削し、コンクリート躯体を孔内に構築する。」
「勾配の急な山岳地に適用され、鋼板などで孔壁を保護しながら円形に掘削し、コンクリート躯体を孔内に構築する。」
- 杭基礎
- 深礎基礎
- マット基礎
- 逆T字基礎
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この過去問の解説 (3件)
01
鉄塔の基礎の種類に関する問題です。
× 誤りです。
軟弱な地盤に対し、鉄塔の荷重を杭で支持層に伝達する基礎です。逆T字基礎やマット基礎のような軟弱な地盤に耐えられない基礎の代わりに適用されます。
〇 正解です。
問題文の通りの基礎です。
× 誤りです。
4脚なり2脚の基礎床板を一体化させた基礎です。不同沈下が影響しないように接地圧力を減少させるときに適用されます。
× 誤りです。
地山を掘削した地中に、逆T字型をしたコンクリートの基礎を造り、造り終えた後で、掘削箇所を埋め戻します。支持層が薄く、不同沈下の起こり難い地盤に適用されます。
<参考>
鉄塔の基礎の種類には、他にアンカー基礎、オープンケーソン基礎などが有ります。
アンカー基礎は、地盤に固定したアンカーによる引き上げ力を利用した基礎です。
オープンケーソン基礎は、筒状の鉄筋コンクリートを支持層まで掘削しながら、掘削した土砂をコンクリート筒に埋め込んだ基礎です。
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02
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
誤りです。
杭を深く打ち込み、構造物を支えます。軟弱な地盤に適用されます。
正解です。
誤りです。
分厚いスラブのような基礎として、地中梁を支えます。
誤りです。
鉄塔では一般的な基礎であり、鉄塔の足ごとに独立した逆T字型の基礎です。
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03
鉄塔の基礎に関する問題です。
✕ 誤りです。
杭基礎は、支持層に到達する杭によって荷重を支持します。
比較的に軟弱で支持層が深い地盤に適しています。
〇 正しいです。
✕ 誤りです。
マット基礎は、各脚部の基礎を連結して一体化したものです。
✕ 誤りです。
逆T字基礎は、逆T字型の基礎を各脚部に設けたものです。
支持層が浅く、良質で不同沈下が起こりにくい地盤に適しています。
鉄塔の基礎はなじみが薄いので、写真や図で確認しておくと、
理解が深まります。
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